テレワークで戦略変更!
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テレワークで戦略変更!

テレワークになって、「通勤地獄から解放された」「家族と3度も一緒にご飯を食べている」「毎日、近所を散歩している」など、多くの声が聞かれます。では、経営者として一番良かったことは何でしょうか?今回はそのテーマについてお伝えします。

経営としてみたテレワークの一番のメリットとは

経営者として一番良かったことは「みんなが電子掲示板を見てくれる!」ということです。だから、「組織の戦略変更が一瞬で現場に行き渡る!」のです。これ、オフィスワーク時代にはなかったすごいことです。
今まで重要な戦略変更を月に一回の全社集会で社内で発表していたのですが、欠席者もいるし、議事録読まない人もいるし、、、戦略変更しても、現場までの浸透には非常に時間がかかりました。オフィスワーク時代には、全員の活動状況が見える化していなかったので、リーダーたちからの主観を介した情報に頼っていました。

しかしテレワークでは、意図を持って時間を確保しない限り、経営者とはカジュアルに話せないので、みんな経営者からの発信を主体的に待っています。
テレワークに移行してからは、全ての方針の伝達は、デジタル掲示板の文章だけです。戦略変更の実行状況も、各プロジェクトのスレッドを覗けば確認できます。

zoom会議を使った全社集会は、「テレワークハピネススタートアップ宣言」以来行っていません。「オフィス捨てちゃいました!」も電子掲示板で文章で発表しただけです。

このスピード感は強烈なパワーです。ただそのためには、デジタル上で「論理的な文章力」と「共感を呼ぶストーリーテリング」ができることが前提です。
みんなが見ている電子掲示板に戦略変更の指示を出しても、論理に飛躍があったり、共感できない内容だったら面従腹背で、メンバーの行動の変化は生まれません。

テレワーク時代にリーダーに必要な能力は共感を呼ぶストーリーを論理的に記述する力です。ストリーテリング力があって、さらにそのストーリーを発信する動画を用意すればよりベターです。


株式会社ワークハピネスは人材育成研修・組織開発コンサルティングを通して
人と企業の「変わりたい」を支援し、変化に強い企業文化をつくる支援をしています。 
新入社員〜管理職・役員研修のほか、全社向けチームビルディングまで
貴社の職場課題に合わせたカスタマイズ対応が可能です。

ウェブサイトにはこれまでに弊社が支援させていただいた研修および
組織コンサルティングの事例を掲載しております。ぜひご参考ください。

この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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