至福の時間
テレワークになって、散歩をしている方も多いのではないでしょうか。その散歩をしているとき、皆さんは何をしてますか?
「音楽を聴く」「本の読み語りを聴いている」「考え事をしている」「スマホの音声入力でto do メモを作成する」等々、色々あると思います。
私は散歩しながら何をしていると思いますか?実は、みなさんが羨むことしています。
「幸福感に包まれています」
「風、緑、花、日の光、新鮮な空気、様々なめぐみを味わい愛でています」
至福の時間を得るために大切なこと
何だ、いきなりポエム?スピリチュアル?今までのblogの流れと違う?大丈夫です。繋がってます!
変化のスピードが速い現代を生きるビジネスパーソンは、慢性的に高ストレス下にあるとか。過去を後悔したり。未来を心配したりと、一瞬も気が休まる時がありません。
一方で、サバンナのライオンを見てください。狩りに成功して、お腹いっぱいになったら、ぐーたらとゴロゴロ寝ているだけです。3日前の狩りの失敗を後悔したり、3日後の獲物の心配したりすることはありません。
お腹がいっぱいで空気が美味しかったら、ただ満足して幸福感に包まれる。万物の霊長たる人間と、百獣の王のライオン。王様感でいったら同格。餓死しないという点では、先進国に暮らす人間の方が上だと思うのですが、人間の方が常にハラハラ、ドキドキしています。
この差はどこからくるのでしょうか?
全ての原因は「言語」です。「言語」を持つことによって、人間は苦しみを増やしたのです。「何であの時、あんな事をしてしまったのか、、」と過去を後悔したり、「来年の予算は達成できるかな?うまくいくかな?」と未来を心配したり、全て「言語」を使った「思考」がもたらした苦しみです。
「言語」が私たちを過去や未来に飛ばして、「後悔」や「心配」を生み出すのです。
ライオンは言語が無いので、過去を後悔したり未来を心配したりしないのです。お腹がいっぱいになったら、幸福感に包まれて、ただゴロゴロできる。今を味わい愛でる。昼ごはんを食べて、満腹後のお天気散歩。今を味わったら、幸福感満点なのです。
是非、大切な至福の時間を「言葉」と「思考」で台無しにしないでください。
最近「瞑想」とか「マインドフルネス」がブームですよね。ヨガの聖者たちが開発した「瞑想」。それは飢餓が頻発するインドの山奥、過酷な環境の中で、幸福に生きるための苦肉の発明でした。
「マインドフルネス」は、生き馬の目を抜く過酷なシリコンバレーの競争環境で、自分を見失わないための苦肉の策です。
テレワークで毎日、幸福感に包まれて散歩ができる私たち。「瞑想」とか「マインドフルネス」といった代替手段ではなく、本物の豊かなめぐみを味わい、愛でて幸福感に浸りましょう。
「言語」と「思考」は、危機回避能力を高めるためにも重要なのです。そのおかげで、人類は地球の覇者となりました。でも、人間が何のために生きているかを考えてください。危機回避能力を高めるためだけに、汲々(きゅうきゅう)として、高ストレスにさらされて、病気になったら本末転倒です。
先進国で餓死する危機なんてありません。散歩しならが今を味わい愛でてください。
それこそが「至福の時間」です。
ワークハピネスでは、キャリア形成を支援するサービスとして「やりがいミッケ!」を展開しています。
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公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。
現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。