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マネジメントの黄金律

マネジメントの黄金律ってご存知ですか?それは「自分がしてもらいたい事を部下にする」です。

部下が個人情報を誤って漏洩してしまい、真っ青な顔で報告にきました。皆さんなら、どうしますか?

これ、お恥ずかしながら、10数年前のワークハピネスの実話です。私の第一声は「びっくりしたでしょう。大丈夫?なんとかなるから!」でした。

マネジメントで”部下を育てる”大切なこと

ミスをしたい人はいないですよね。悪気はありません。人間ですから誰でもミスはあります。ミスをして一番落ち込んでいるのは、ミスをした本人です。そこで叱ったら立ち直れません。

私も、ミスをして落ち込んでいる時に叱られたくないので、人にも叱りません。リカバリーに取り組んでもらうためにも、なるべく早く安心させてあげるべきですよね。

以前、大手の金融機関から大きなお仕事の提案を依頼されました。何度も訪問を重ね、最後は役員さんが出てくる最終プレゼン。ワークハピネスの営業担当の若者は、張り切って昨日買ったというスーツと派手なベージュの革靴で現れました。

私がプレゼンを担当し、なかなかの手応え。しかし、後日失注の連絡。その理由が「役員から、金融機関に白い靴で来るような会社は信用できない」とのこと。皆さんなら、この若者にどんな指導をします?

私のアドバイスは「今回、とても勉強になったな。君のファッションセンスは、アパレル企業なら受ける!アパレルにいこう!」

彼は今、大手のアパレル企業から絶大な信頼を得ているエースコンサルタントです。波長の合わない苦手な人と無理に付き合う必要はありません。私が嫌なので彼にも勧めません。

ワークショップでクライアントの経営陣が一生懸命作成したプレゼン資料の模造紙。新入社員が気をきかせてシュレッダーしてしまいました。新入社員が青い顔をして私のところに謝りにきました。皆さんならどう声かけますか?

私の第一声は「気を利かせてくれてありがとな!ちなみにこの汚れているPC、これは洗わなくていいからね!」

その日より、○○さんは『PCを水洗いした伝説の新人』となりました。彼もその後、余人に代えがたいチャレンジャーとなりました。新入社員の教育にあたって、「〇〇さんなんて新人の頃、PC洗っちゃったんだよ!どんどん自分が思った事をやりな!」とワークハピネスの社風を伝えるネタになっています。

私は若い時、先輩から「コピーを取って来て!」といきなり作業を指示命令されるのが嫌いでした。

だから、どんな仕事を頼むときでも、そのプロジェクトの全体像と意義を共有し、「なぜ君にお願いしたいのか(君でなければならないのか)」という理由や、「この仕事を成し遂げる事が、君のキャリアに取っていかに大切なのか」を説明します。

レンガを積むのは辛い仕事です。でも、大聖堂の建設に参加している意義を伝えれば、レンガ積みは偉大な事業への貢献となります。

これ、私生活でも大切です。「人にしてもらいたいことを人にする」です。コンビニで買い物したら、店員さんの目を見て「ありがとうございます」と言います。それは私がコンビニの店員だったらその方が嬉しいからです。

宅配便の方が自宅に荷物を届けてくれたら「暑いのにいつもお疲れ様です。頑張ってください!」と言います。「人にしてもらいたいことを人にする」という黄金律を守っていると、人間関係は良好、トラブルとも無縁で毎日が快適です。

「自分はミスしたらしっかり叱ってもらった方が気が引き締まってありがたい」という人もいると思います。自分も叱られたいから、部下も叱る。これ、常に一貫していればOKです。

一貫性が信頼です。褒めるテーマと叱るテーマが常に一貫していれば、部下は安心して働けます。一番困るのはその日の気分によって同じことをしても突然叱られたりするパターンです。

ドキドキして付き合いづらいので、人が離れていきます。皆さんも、一貫性を持って「人にしてもらいたいことを人にする」試してみては?毎日が快適ですよ。


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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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