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新ビジネスの生み出し方

withコロナによって様々なビジネスが打撃を受けていますところが、変化はチャンス。実は新たなビジネスが生まれる可能性に溢れているのです。今日は新たなビジネスを生み出すセオリーをお伝えいたします。

新ビジネスを生み出す手順は以下の2ステップです。

1 良質な課題を発見する

2 収益化する解決策(ビジネスモデル)を発見する


必ずこの順番です。解決策(ビジネスモデル)が先行することはありません。前職で2000年に人材派遣業を起業した時、人材派遣業のビジネスモデルは「依頼を受けてから、派遣する人材を手配する」でした。派遣業の門外漢である私が発見したこの業界の課題は、「緊急で大量に依頼されても人を確保できない」ということでした。

そこで考えたのが、「先に人材の予定を確保しておく」というビジネスモデル。具体的には、当時多くの人が使っていた携帯電話の”iモード”に登録者個々人のスケジュール帳を開設して、働ける日を事前申告してもらいました。あらかじめ確保できる人材の見込みをもったうえで、人材派遣の依頼を受けることで、緊急で大量な人材派遣の依頼にも対応できるようになりました。このビジネスモデルによって設立から6年で上場する事ができました。”iモード”の普及という若者のライフスタイルの変化がもたらした新たなビジネスモデルです。

良質な課題を発見しても、収益化する解決策(ビジネスモデル)が見つからない場合も多いのです。そこに必要なのは知恵と工夫です。秀逸な事例を紹介しましょう。フローレンスというNPOは病児保育という良質な課題を知恵と工夫で解決しました。突発的な子供の病気で会社を不定期に休むことで解雇される事例も多く、子育て中の親にとって突発的な子供の病気への対処は深刻な問題でした。フローレンスはこの問題を訪問型病児保育、しかも月会費(5,100円〜)による共済型という万が一の掛け捨て保険のようなビジネスモデルで解決しました。「良質な課題」と「収益化する解決策(ビジネスモデル)」の素晴らしいコンビネーションです。


「地球温暖化問題」は大きな課題ですが二つの理由で「良質な課題」ではありません。

・スタートアップで取り組むには大きすぎる

・すでに取り組んでいるチームが多い


「良質な課題」とは、気づいている人が少ない身近な課題です。「良質な課題」を発見したら、「収益化する解決策(ビジネスモデル)」の発見は、知恵と工夫と根性です。世界初のビジネスモデルに取り組んでいるのだから、調査しても答えは出ません。多大な計画時間は無駄です。簡単なモデルを作って即時に顧客に提供する。そして、顧客の反応から学んでモデルを修正する。このサイクルを高速で回して収益化するモデルへと成長させていくのです。


Withコロナ、三密回避、リモート&非接触社会。「良質な課題」を発見するチャンスに溢れています。あなたが今、見て、聞いて、感じている問題が「良質な課題」である可能性があります。
五感を研ぎ澄まし、既成概念を取り払い、チャンスを掴みましょう。


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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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