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利他的で健康な人生

最新の心理学の研究によると、利己的な目標で生きている人は鬱病になる可能性が高く、一方で利他的な目標を持って生きている人は健康で人生に対する満足度が高いとのこと。


利己的な目標を抱えていると、他人を羨ましく思ったり、妬んだり。不安を感じていつもイライラ。なかなか自分を認められません。周囲が敵だらけなので、困難に陥った時に孤立する傾向があります。一方で、利他的な目標掲げている人は同じ志を持った仲間と良好な人間関係を築きます。困った時にも助けてくれる人がたくさんいます。探究心が旺盛でイライラや妬みなどの感情とも無縁。いつも爽快な気分で過ごせます。


数年前、私の公認会計士時代の友人が自殺しました。彼の口癖は「仕事でやりたい事は特に無い。大金持ちになって早く引退したい」でした。彼はビジネスで失敗し、絶望して自ら命を断ちました。競争心が旺盛な彼は、「周囲は敵だらけ。油断してはいけない。」という価値観を持っていました。悩みを抱えていたのに誰にも相談しようとしませんでした。 私自身も20代の公認会計士時代は、「成功したい」「お金持ちになりたい」という利己的な目標を中心に生きていきました。外資系。周りは敵だらけ。競争相手に弱みを見せたらやれる。いつも気を張って、「恐れ」と「怒り」が湧き上がる毎日。少しも気が休まる暇がありません。

「こんな人生は嫌だなぁ〜」と思っていた時、ちょうど読んだ本が、フランクリン・コヴィー博士の「7つの習慣」でした。第二の習慣に「終わりを思い描くことから始める」とありました。「あなたのお葬式の場面を想像してください。あなたはどのような人だと記憶されたいですか?」とありました。ちょうど、短期留学でイギリスの田舎にいた私は暇を持て余していたので、河岸の芝生に寝転んでこの問いにしっかりとメモを書いて答えました。自分のお葬式の場面を想った時、そこには利他的な目標が記されました。 「出会った人を元気にする」


それから30年以上経ちますが、そのメモは常に仕事で使うカバンの中に入れて、何かの折にふと取り出して眺めています。「出会った人を元気にする」という人生の目標は紆余曲折を経ながらワークハピネスの創業に至り、今日につながっています。 利他的な目標を掲げて以来、朗らかに過ごせ日が増えました。他人を羨んだり恐れたりすることもなくなりました。 コロナ禍によって、色々とストレスが溜まってイライラしたり、将来が不安になってザワザワすることも多いかもしれません。 利他的な目標をしっかりとノートに記すこと、お薦めです。


WorkHappinessでは、大きく変化する時代の中での組織づくりをサポートしています。テレワークを活用する職場の人と組織の生産性向上のための支援を行うサービスの提供や、『組織を変える』ために必要なお役立ち情報の発信、人事・人材育成部門向けのセミナーを行っています。是非チェックしてみてください。

この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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