CEO BLOG

2020.05.01

テレワーク社会の新ビジネス テレワーク社会のキーワードとは?

テレワークは都心で働くオフィスワーカーから始まります。そして、全産業に広がって行く・・。オフィスワーカーは努力次第でいますぐ100%テレワークに移行できるのですが、移行できない業種がある事も事実です。

移行できる業種とそうでない業種

<移行が難しい業種> 

  • リアル小売の現場 
  • テイクアウト需要を満たす飲食業の方々 
  • 工場勤務者 
  • 物流現場従事者 
  • 医療機関従事者 
  • 土木、建設、住設現場従事者 等

つまり、生活必需品をサービスする現場従事者。現在、人々が外出自粛中のなか、それを支えてくださっている方々です。彼らの中にも、「なぜ私たちだけ危険にさらされなくてはならないの?」「私だって高い感染リスクを避けたい!」という思いがあります。

これは不公平です。例えばリアル小売の現場では、レジ無人化がどんどん進むでしょう。現在もセルフレジは広がっていますが、今後は接触のタッチパネルを嫌悪する動きから、モーションセンサーや音声入力のディバイスに関する新ビジネスが活況となるでしょう。

リモートワークは「リモート&非接触」

居酒屋の注文タッチパネル、駅の券売機のタッチパネル、牛丼屋の券売機、自動ドア、エレベーター等々、私たちの周りには接触型オペレーションスイッチが溢れています。これらが順次、非接触型に置き換わって行くでしょう。

同時に、入荷、品出し、棚入れといった分野も無人化を指向するでしょう。これも大中小、共通企画のコンテナを開発することによってロボットによる無人化が早期に実現可能です。

ここまで来れば感染リスクの高い小売業現場で働く人々を大分減らせそうです。小売業の無人化ニーズに応える、共通コンテナ、無人搬送機、多機能ロボットが開発されることにより調理分野の無人化、工場の無人化、物流現場の無人化も加速度的に進むでしょう。

医療に関しても、オンライン診療、電子カルテ、デジタル処方箋、遠隔操作手術が進むでしょう。規制がテレワークの障害になっている分野も多いですが、5月6日期限の外出自粛要請が延長されれば、一気に規制緩和の話が始まると見ています。

現在特例的に認められているオンライン診療も、特例ではなく正式化するでしょう。大学のオンライン授業が進まないのも、文科省が対面授業じゃないと単位認定を認めていないからですが、ここも一気に動き出すでしょう。

その他、馬鹿馬鹿しい判子文化も、印鑑登録制度の廃止とマイナンバーカードを活用した本人確認システムによって一気に電子認証の世界へ移行するでしょう。参考となる国家エストニアです。日本からオンラインで住民登録ができて会社が設立できます。

生活必需品で最後まで無人化省人化が難航するのが住設現場です。すでに土木工事の無人オペレーションは始まっています。この技術を応用すれば躯体工事の無人化は実現できそうですが、内装工事は難航しそうです。クロスを貼る。照明を取り付ける。便器を設置する。

新築なら新素材や新装備で無人化が実現できそうですが、中古住宅のトイレの水漏れをロボットが駆けつけて修理してくれるのはまだまだ先になりそうです。逆に言えば水道配管工はこの先も職を失わない筆頭と言えるかもしれません。

3Dプリンターを活用して、メンテナンスポイント不要なトイレや水道管が全世帯に普及するまで、相当の時間が必要です。

これからのエンタメ産業の未来

次にエンタメ産業を考察してみましょう。リモート&非接触のキーワードで考えると未来が見えてきます。まず、アーティストのコンサートがどうなっていくか?生き残りのためには、コンサートのVR化が必須となります。


武道館に1万人集めた「永ちゃん!」コールを絶叫する矢沢永吉のコンサートはリスクが高すぎます。

ところが、無観客にして、センターマイクの前とステージ中央に360度カメラをつけたらどうでしょうか?リアルの武道館ライブで虫のようにしか見えなかった遠くの永ちゃんがVRゴーグルを装着すればツバと汗がかかるくらいのバーチャル濃厚接触可能なのです!この体験はお金になります。

今、多くのアーティストが無観客ライブを動画配信していますが、実際お金にはなっていません。VRライブとなれば以前のオンサイトライブと同じ金額が取れる可能性があり、しかも会場キャパの問題も解消するため人気アーチストはコロナ前よりも儲かる可能性があります。

プロスポーツも同様です。

野球で主審の頭の上に360度カメラをつけたら大谷翔平の160kmの豪速球が自分に向かって飛んでくるのです。間違いなくのけぞります。サッカーでも主審の頭上についた360度カメラのおかげでピッチ上でメッシと一緒にプレイしている躍動感が感じられます。これも金になりますね。

カメラが小型になれば、メッシが360度カメラを頭に載っける世界も来るかもしれません。ファンサービスが必須のプロスポーツだけにあり得るでしょう。待ち遠しいです。コンサートとかプロスポーツ観戦って、チケット入手、移動、混雑、、、考えただけで憂鬱になります。

オンラインの世界ならストレスフリー。間違いなくファンの裾野は広がるでしょう。高知の山奥からレアルマドリッドのピッチに立つことができるのです。それはまさに「便利、快適、エキサイティング!」です。

海外旅行もVRツーリズムが主役となるでしょう。バルセロナのサクラダファミリアやローマバチカンのサンマルコ大聖堂を高知の山奥からアバターを操作してVRで自由に観覧できます。お取り寄せグルメでスパニッシュやイタリアンの現地の味を自宅で食べられる。

富裕層はケータリングで一流シェフが調理してくれる。これは「安全、便利、快適、エキサイティング!」です。

ディスニーランドもVR。さらに加速度Gや匂い、風を発生させる4Dシートが世に出て、自宅にいながらスペースマウンテンのジェットコースター体験が実現するでしょう。F1のルイス・ハミルトンのオンボード映像セットで4D体験したら、、、、、

想像しただけでおしっこ漏れます。あー早く来ないかなー

この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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