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サイコパスが世界を前進させる

ツイッターなどSNSを見てると、たまにすごい発言をする人に出会います。「高齢者の死亡率が高い新型コロナは、少子高齢化の日本の解決策になる。年金破綻しなくて最高」。みなさん、この発言聞いてどう思います?
怒りが湧き上がる。悲しくなる。・・・など感じることがあるかもしれませんが、実は怒りや悲しみの感情を湧き上がらせる必要はありません。

それは、ズバリ・・・その発言をした人は「サイコパシーが高い人(=サイコパス)」なんです。

サイコパシーの特徴

サイコパシーは、一つの個性なんですね。そして、社会にサイコパシーが高い人は必要なのです。サイコパシーは精神病質と訳された精神医学用語なのです。 特徴としては、

  • 「良心の欠如」
  • 「他者に冷淡で共感しない」
  • 「平然と嘘をつく」
  • 「罪悪感皆無」
  • 「自己中心的」
  • 「超合理的」

があげられますが、脳科学者の中野信子氏の「サイコパス」の書籍によれば、「1人を犠牲にすれば5人が助かる、という場面で迷わず1人の方を選択する人」「サイコパスは道徳によって判断することはありません。合理的なのだからそれが正しい、と考えます」ということなんです。

また、「共感には【熱い共感】と【冷たい共感】があります。サイコパスには「冷たい計算」はあっても「熱い共感」はない」という典型的な特徴が書かれています。

脳の特徴として「扁桃体の活動が低いー恐怖を感じにくい脳」を持つ傾向があるようです。そのため、大企業のCEO、弁護士、外科医にサイコパス傾向が強いと言われています。精神病質なので、強弱の差はありますが、サイコパシー傾向のある人は人口の約4%とか。また、別の表現では、「一言で言うと共感性に欠けた人。オキシトシンが効きにくい人(by中野信子)」といえます。

人間はオキシトシンという共感ホルモンが分泌されて幸せな気持ちになります
愛しい人をハグしたりすると、このオキシトシンが分泌されるから幸福感に包まれるんですね。

しかし、サイコパシー傾向の人はオキシトシンが効かないので、共感力が弱まります。誰かが死ぬ姿を見ても、その周囲で涙を流している家族を見てもなかなか悲しい感情も湧きづらいところがあります。

医療現場で奮闘している医療関係従事者を見ても、「大変そう」とは思えないのです。外出自粛している私たちの生活を支えるため、日々長距離トラックドライバーは、私たちの生活必需品を寝ずに運送しています。でも、彼らに対して差別的な態度を取る人がいます。
ドライバーがアルコールをスプレーを噴射されて、それが目に入って怪我をした、とか「長距離トラックドライバーの子供は学校に来るな!」などといういじめがあるとか。これらの人々もサイコパスの可能性があるのです。

「あなたが食べている食事は誰が運んできているかわかってますか?」と問われても、「仕事なんだから食事を運ぶのは当たり前でしょ?」「あなたたちはコロナ感染している可能性が高いのだから私に近づかないで!」などと発言する可能性があります。

「食事を運んでいるからって、私を危険に晒して良い理由にはなりませんよね?全く、別の話ですよね?」トラックドライバーの苦労やいじめられている子供たちに対して、なかなか共感できないのは、サイコパシー傾向がある場合は仕方のない言動なのです。

多様性が世界を進化させる

サイコパスの人は自己中心的に写りがちです。しかし、サイコパスの人々が世界を前進させてきたこと、これからも世界を前進させていくことも知っておいてください。

戦場の英雄、革命家、天才的発明者、大胆なリストラを躊躇なくできる大企業経営者、もしかしたらスティーブ・ジョブズも・・サイコパスだった可能性があるのです。

「人口の約4%がサイコパス?私の周りにはいないけど?」と思うかもしれませんが、実際に周りにいても、わからないものなのです。サイコパスの人は幼少期から生活の中、様々な場面で、相手の感情を無視した不用意な言動でトラブルをおこします。


オキシトシンが効かず、共感できないから仕方のないことです。やがて、場面ごとにどんな態度をとったほうが周りとうまくやれるか?学習していきます。スキルを身につける事によって、共感している人が取るであろう態度が取れるようになります。こうやって社会とうまくやれる人になります。

多様性が世界を前進させます。ダイバーシティー推進には、人間に対する探究心、知的好奇心、他人に対する関心が本当に大切なんです

嫌な人、嫌いな人がいても拒絶しないで、「どうしてそんな風に考えるんだろう。興味深い。知りたい!」と思うことで、人や組織をより成長させるのです。

テレワークでは個人の違いを活かしていける強い組織がますます求められてくるのではないでしょうか。 お互いの理解が進めば破滅的な争いに発展することはありません。できることから始めましょう! この記事を読んで、ちょっと寛容な気持ちになったら嬉しいです。


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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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