テレワーク3ヶ月総括
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テレワーク3ヶ月総括

今日は完全テレワークに移行しての私の3ヶ月の総括をしてみました。内容は以下の通りです。
・テレワークに移行して良かった点
・テレワークに移行して残念な点
・テレワークで快適に働く3つのポイント(私の場合)

テレワークに移行してみて感じた総括

まず「テレワークに移行して良かった点」
これは、創造的仕事の生産性が劇的に向上した事に尽きます。4月の中旬にテレワークに移行してから、3ヶ月で私自身が製作したコンテンツは以下の通り。

・新作の1時間講演を15本
・YouTube動画を30本
・ブログを100本

優秀なスタッフに支えられてこその成果ですが、その生産量は自分でも驚き。
「俺ってこんなにできる子だったっけ?」テレワークになって突然私の能力が上がるわけはありません。変わったのは、知的創造作業への集中時間の確保。

それを可能としたのが、チャットを主体とした非同期コミュニケーションへの移行です。オフィスワーク時代の「ちょっといいですか?」や電話、会議といった同期コミュニケーションによる中断は著しく知的創造作業の効率を低下させていました。

集中できる時間を長時間で確保したら、コンテンツの生産能力が軽く500%増した感覚です。作家の村上春樹氏は、朝4時に起きたら正午までの8時間で集中して執筆。午後は運動と趣味の自由時間で、就寝は21時とのこと。

僭越ながら、私の1日も偉大な作家と同じサイクル。朝4時に起きて、午前中はブログの執筆や新作講演の構想等、創作活動に集中。午後は日に一度の同期コミュニケーションである経営陣雑談会。

その他業務は、チャットによる非同期コミュニケーションで隙間時間に処理。午後に講演やコンサルティング業務がなければ自由時間。料理、読書、運動等を楽しんでいます。

ノーベル賞候補の偉大な作家と同じ生活サイクルで暮らしている!と思うだけで「ふふっ♪」と私を幸せな気分(笑)。

次に「テレワークに移行して残念な点」
これは、偶発的な出会いがなくなったことです。オフィスに居れば、そこかしこに社員がいて「おう、元気?何やってんの?」とか、ラウンジでお客さんとすれ違い「あら、お久しぶりです。最近どうですか?」、セミナールームでゲストが講演していて名刺交換したり、、、、予期せぬ出会いがあり、知らず知らずに刺激を受けていました。

テレワークだと、予定通りの1日が邪魔されずに進む一方で、偶発的な出会いが消滅。これは今後改善すべきテーマです。今後、策をいろいろ試してまた報告します。

次に「テレワークで快適に働く3つのポイント(私の場合)」

まず「物理環境の整備」です。
「快適な椅子」とクビの疲れない高さまで、モニターを持ち上げられる「PCスタンド」。この二つは必需品です。さらに、家族の生活音が聞こえない個室が確保できれば最高です。

私の場合、専用の書斎が無かったので、当初はリビングで仕事をしていたのですが、TVが見れない等で家族から大不評。苦肉の策で寝室の片隅に小さな机を設置したら、あらら、静かで落ち着く。動画撮影用の照明を設置すれば、YouTuberスタジオに早変わり。今は大満足です。

次に「家族のサポート」です。
講演の時間やYouTube用の動画撮影時間には、生活騒音等に関して家族に配慮してもらう必要があります。掃除、洗濯、食器の片付け、子供の習い事の送り迎え等、できる限り家事に参加する事で円満に協力してもらっています。

最後に「上手な息抜き」です。
オフィスワーク時代の息抜きは、仕事終わりの呑み会とクライアントとの会食でした。
昼の息抜きは散歩とジョギング。アイデアに行き詰まったらとりあえずジョギング。仕事がひと段落したら、季節の変化を楽しむお散歩。

夜はお取り寄せグルメをつまみながら、経営者集めたzoom呑み会。どこに住んでいても一堂に会して呑み会できるのは、テレワーク社会の醍醐味ですね。日本の夕方はヨーロッパの昼なので、週末の夜は日本、中国、シンガポール、ヨーロッパを繋いだ呑み会なども楽しいです。

「失ったら得る。得たら失う。」

オフィスワークを捨てて失ったものもありますが、それ以上に得たものが多いというのが今のところの私の総括です。みなさんはどうですか?このテーマ、また定期的に総括したいと思います!


株式会社ワークハピネスは人材育成研修・組織開発コンサルティングを通して
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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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