CEO BLOG

2020.05.14

もし、私が都心の居酒屋チェーンの社長だったら?

緊急事態宣言が進む現状、もし、私が都心の居酒屋チェーンの社長だったらどうするでしょうか。当分、店舗が正常に営業できないので、即時に「全店舗を閉鎖」「大家に退去通知」「原状回復免除のお願い」をします。

そして・・・「30分以内にあつあつの焼き鳥をお届け!」ドミノピザをTTP(Tettei Teki ni Pakuruの略)したキャッチコピーで、宅配専門の居酒屋にトランスフォーム(業態転換)します。

環境に適応する組織は強い

前回の「テレワークが当たり前の社会ってどんな感じ?」の記事で示した通り、テレワークの進展とともに都心はゴーストタウン化していきます。居酒屋業態は集客力が高い1階の路面店が人気ですが、家賃も半端なく高いです。

コスト構造ですが、

  • 原価:30%
  • 人件費:30%
  • 家賃:20%
  • その他:15%
  • 利益:5%

という感じで、家賃負担が大変です。 宅配専門居酒屋は、リアル店舗なしのクラウドキッチンなので、住宅街の雑居ビルの最上階やオンボロアパートの2階でOKです。家賃比率5%以下が目標です。家賃が浮いた分をデリバリーコストに振り向けます。

クラウドキッチンをzoom呑みをしているサラリーマンが住んでいそうなエリアに店を移し、近隣のご自宅にチラシをポスティングします。

「30分以内にあつあつの焼き鳥をお届け!」「お皿は伊万里焼き。目でも楽しめ、お酒が美味しくなります!」

というように宅配なのにプラスチックじゃなくて陶器のお皿に盛り付け。家賃が低いからできるデリバリー戦略です。空いたお皿は玄関先に置いといてもらえばOK。
今の私の仮説ではzoom呑み人口が多そうなのは大手総合商社マンが棲息するたまプラーザ、青葉台あたりとみています。港区はお金持ちも多いですが、お年寄りも多いのでzoomは「?」です。

次の戦略はzoomと組んだマーケティングです。
zoomに、夕方からのzoom利用人口が高いエリアを教えてもらい、「あつあつ焼き鳥でzoom呑みをバージョンアップ!」チラシをポスティング。
最後に港区に戻ってきて、「zoom呑み会、はじめませんか?」「高級料亭の味、あつあつ30分でお届け!」zoomの有料会員も増えてwinーwinです。

チャールズ・ダーウィンは

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が残るのでもない。唯一生き残るのは、変化する者である」

と言っているように、withコロナの環境に適応していくことがこれから求められてくるのではないでしょうか。

早く誰か始めないかなー、お店のあつあつの焼き鳥食べながらzoom呑みしたいなー


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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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