CEO BLOG

2021.01.15

環境に適応したものが活躍する

環境は必ず変わります。顧客のニーズ、テクノロジー、人々の価値観や生活習慣、全てが変わり続けています。万物流転。諸行無常。そんな変わり続ける環境の中で会社やチームとして活躍し続けたかったら、自らが変わり続けるしかありません。

ただ、あまりに無節操に全てを変えてしまうと、環境変化の荒波に呑み込まれ、藻屑となって消えてしまいます。

重要なのは、「絶対に変えない大切なもの」を見極め、それ以外を柔軟に変えることです。

去年の春、緊急事態宣言の発令直後、濃厚接触型研修事業を主力とする私たちワークハピネスは、100%テレワークカンパニーへと変貌し、全オフィスを捨てました。一見、大変革のように見えますが、「絶対に変えない大切なもの」は頑なに変えていません。

「ユニークで楽しい研修やワークショップによって人や組織のミッション発見を手伝い、ワークハピネスを増やす!」という我々のミッションはそのままに、その提供チャネルをオンライン経由に変えただけなのです。

オンラインでの研修やワークショップに対するニーズは日増しに高まり、昨年下半期は大幅に予算を達成し全従業員に想定外の追加ボーナスが分配されました。

もし、去年の春、私たちが変革を躊躇していたら致命的な損害を計上することになっていたことでしょう。

「絶対に変えない大切なもの」を見極められたならば、オフィス勤務をテレワークに切り替えるなど、実は大した変革ではありません。

慣れ親しんだ仕事の進め方や業務プロセスを変える事は大変な苦労と痛みを伴います。でも、環境変化がそれを求めているのなら躊躇なく迅速に変更すべきです。

一方で、自分たちにとっての「絶対に変えない大切なもの」を見極められていないのならば、拙速は禁物です。

変化の荒波に呑み込まれ、藻屑となって消えてしまう可能性が高いです。

今、日本企業に求められているのは「絶対に変えない大切なもの=ミッション」の再発見です。

オンラインショップに何百万もの商品が溢れる中、百貨を並べて売る百貨店にはもはや存在意義はありません。

人々の価値観が「所有から利用」、そして「CO2削減」へと変わっている中、自家用車を大量生産販売する自動車製造業は、その存在意義の再定義が必須です。

危機は何かを変えるチャンスです。テレワークの導入をきっかけとして、あなたの会社やチームの存在意義を再確認してみてはいかがでしょうか。

もし、存在意義に「?」がつくならば、全員で話し合ってこれからも社会から活躍を期待される新たな存在意義を再発見してください。

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この記事を書いた人この記事を書いた人

吉村慎吾

公認会計士として世界4大監査法人の一つであるプライスウォーターハウスクーパースにて世界初の日米同時株式上場を手がける。創業した株式会社エスプール(現東証1部上場)は現在時価総額約600億円の企業に成長。老舗ホテルのV字再生、水耕栽培農園を活用した障がい者雇用支援サービスなど、数々の常識を覆すイノベーションを実践してきた。

現在経営するワークハピネスは、3年前からフルフレックス、リモートワークをはじめとした数々の新しい働き方や制度を実証。その経験を生かし、大企業の新規事業創出や事業変革、働き方改革で多くの実績を持つ。2020年4月に自社のオフィスを捨て、管理職を撤廃。フルリモート、フルフレックスに加え、フルフラットな組織で新しい経営のあり方や働き方を自社でも模索し、実践を繰り返している。

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