自動ドア装置の販売・設計・施工・保守サービスを行うフルテック株式会社様で行ったアクティブマインド研修「ワクワク冒険島」の導入事例です。今回の研修の企画者であるフルテック人事部の小野様、藤島様にインタビューさせていただきました。
- 課題
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- ネガティブな理由の離職があった
- 管理職前段階の役割認識が薄かった
- 実施策
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- アクティブマインド研修「ワクワク冒険島」を取り入れた自己探求プログラムの実施
- グループワークとコーチングを行い自社への貢献ビジョンを探すコミュニケーション
- 効果
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- 社内でのパフォーマンスが向上した
- 自分自身で仕事のやりがいや貢献ビジョンを導き出せるようになった
自分の役割を再認識し、社内でのパフォーマンスが向上
インタビューご協力
【企画者】
フルテック株式会社
人事部 グループリーダー 小野 真理子 様
人事部 主任 藤島 果也子 様
多忙な中堅社員に立ち止まる時間を提供したかった
Q:研修を企画した背景を教えてください
企画背景としましては、30歳という年齢は今後のキャリアについて考える時期であると感じますし、社内での自身のポジションについて悩んでいる世代でもあると私たちは考えています。
弊社の中堅社員の皆様は、社内で自身の数値目標が高く設定されている中で、同時に後輩の指導も行うという、日々業務に追われている世代です。その方たちに一旦立ち止まっていただき、自分自身の事だけを考えていただく時間の提供を通じて、自己理解を深めていただきたいと考え、この中堅社員向けの研修を企画いたしました。
Q:研修の狙い、期待した効果を教えてください
1つ目の狙いは、マイナスな理由での離職を減らすことでした。2つ目は、自身の強みと弱みを理解した上で、どのような働き方を目指すべきかのヒントを得て、前向きに働いてもらうことです。最終的には、これが会社組織の活性化や業績向上に繋がれば良いと考えていました。
これまでの研修とは全く違う面白さを感じた
Q:ワクワク冒険島を中堅社員研修で実施しようと思われたきっかけを教えてください
はじめは、インターネットでワークハピネスさんの体験会を見つけ、「ワクワク冒険島」を知りました。私自身が体験会に参加してみて、これまでの研修と一線を画す内容で、面白さを感じました。私自身も心が動いたため、これは是非やってみたいとなり2017年に新入社員のフォローアップ研修で導入しました。
Q:導入を決めるにあたり、ワクワク冒険島のどのような点が魅力でしたか?
このワクワク冒険島の組み立てとして、自身のブレーキが何なのかを考え、その後でアクセルを探すという流れが、貢献ビジョンへの繋がりを形成することが分かり、この視点が非常に重要で分かりやすいと感じました。
大変だったが、ずっと頭に残っている研修です
Q:研修「ワクワク冒険島」の感想を教えて下さい
試してみた感想としては、次第に一人一人の自己開示の質が上がっていったように感じていました。それぞれの気づきも多く、ワクワク冒険島を上司にも受講していただきたいという意見が非常に多かったことから、相対的に満足度の高い研修だと感じています。
初年度の参加者の中には、内容に戸惑う方もいらっしゃいました。対面での開催で、体を動かしたり研修を行ったりと、この3日間は皆様にとって初体験であり、感情が次第に溢れ出て、涙を流す方も多かったです。
一方で、オンライン開催になってからは、ブレイクアウトルームで少人数に分けて安心できる環境が提供され、そこで自己開示がうまく行えるようになった人が多かったと思います。
Q:受講者として参加したときの印象を教えてください
学生時代にも就職活動で自分を見つめ直すといったことは経験してきましたが、学生時代に行ったものよりもハードで、自身の過去や大切にしている部分を深く掘り下げていく内容でした。自分自身もとても大変でしたし、仲間の長所と短所を一緒に探すというのも初めての体験でした。
かなり難しくはありましたが、他の人から自分が気づかなかった長所を指摘してもらえたというのも良かったです。同じ研修を受けた仲間だけでなく、ビジネスコーチというプロの方からも、自分に対するフィードバッグをいただけたというのが個人的にとても有意義でした。
Q:研修を受けて考えが変わりましたか?
大変な研修だったという印象でしたが、その際に教えていただいた考え方は私の心に残り、時間がたっても忘れていません。
例えば、私を動かすエネルギーが何から来ているのかを考える場面があり、現在働いている中で充実感を感じる瞬間に、自分がもともと持っている原点や、過去の体験から来ているのではないかと察する時があります。その際に、ワクワク冒険島での経験が頭の中ですっと結びついたりします。
多忙な中でも自分自身が楽しく働ける環境を作ってほしい
Q:ワクワク冒険島を導入することでどんな効果が得られると思いますか?
人によっては瞬間的かもしれませんが、モヤモヤが解消できる時間かと思います。モヤモヤが一瞬でも解消できれば、これから社内でのパフォーマンス向上につながるのではないかと思います。
また、感度の高い人であれば、今後”ワクワク冒険島”がなかったとしても、「何か少しモヤモヤするな」という時に、自分自身が頭の中で”ワクワク冒険島”を行い、整理することで、誰かに助けてもらわなくても自分自身が楽しく働ける環境を作ることができるのではないかと信じています。
ワークハピネスさんからは刺激をもらっています!
Q:2017年から継続してワークハピネスに依頼をいただける理由を教えてください
講師の皆様もそうですし、サポートの皆様の質の高さやチームワークの良さですね。私たちも皆様のそういった部分から大いに学ぶことができますし、研修終了後の受講生の満足度の高さも、他にはない唯一無二の内容を提供いただけるというのが理由です。それと、私たちが刺激を受けたい部分もあります。
Q:お二人から見たワークハピネスってどんな会社ですか?
ワークハピネスさんが提供するサービスにももちろん妥協はなく、質も高いですし、そしてやはり皆さん自身が楽しんで仕事をされているという印象です。なので、刺激を与えてくださる、そんな会社だと私は思っています。
人と関わることで人を変えられるということを信じて仕事をしているというのを強く感じています。人は変わることができるということに迷いなく、研修を行っているので、私たちも素直に受け入れることができます。
5年以上ワークハピネスさんに研修をお願いしており、社内でも受講者が増えてきています。その結果、仕事やプライベートの話以外でも、「ワクワク冒険島」が社内の共通言語のようになっている部分もあり、そのような新しい要素が一つ社内に増えたことがとても良いと感じています。
今回の研修で実施したワクワク冒険島について
ワクワク冒険島は、他者との対話を通して自分軸を発見し、自分と自社との接点を明確にします。本研修では、自社で働く意味を見出すことで、主体的に行動できる新入社員・若手社員を育成します。