ワークハピネス解散宣言のその後インタビュー、第29段です!!インタビュアーはならがお届けます。
ならプロフィール
・キラキラ働く女性に憧れ、東京の中心地のオフィスでOLしたくて上京。
・昨年2020年の4月1日ワークハピネスに営業として中途採用で入社。
・入社後すぐに、緊急事態宣言(4月7日)でオフィス出勤停止
・翌週4月13日にはワークハピネス解散宣言、オフィス撤廃、
研修、営業、会議は全てオンライン化、今に至る。
入社2週間足らずで訳もわからずサバンナに放り出され、入社時に聞いてた話と全く違う会社になっていく様を発信し続け、間も無く1年が経とうとしています。
ワークハピネスは2020年4月13日から解散宣言を経て、テレワークハピネス として、売上の半分を占める濃厚接触型の研修を捨て、研修の提供も商談も働き方もフルリモートに。管理職も全て解任し、フルフラット型組織で新たな道を歩み始めました。
引き続き、永遠にテレワークで働く私たちの本音や変化などの悲喜交々(ひきこもごも)をお届け致します。皆様の会社の社内変革事例のご参考になればと思っておりますので是非お付き合いください!!!
ワークハピネス 〜その後の社員インタビュー〜
今回のインタビューはチャゲさんにお願いしました。チャゲさんは2012年から2018年まで社員としてチェンジエージェントチーム(営業活動とコンサルティング両方を実行する部隊)で働き、一度転職してワークハピネスを離れたのち、独立。2020年4月から再び外部パートナーとしてワークハピネスにジョインして頂いています。
今回は内部、外部両方の目線からワークハピネスについてお伺いしました。
インタビュー チャゲさん
今日のインタビューはチャゲさんでーす!
よろしくお願いしまーーす。。
お願いします。
本名は窪田さんなんですが、お姉さんがアスカという名前だということからこのニックネームが命名されたそうで。
そうですね。姉も草葉の陰で喜んでいることだと思います。
チャゲさんは一度ワークハピネスを離れて、去年の4月から再び一緒にワークハピネスで働いているんですよね??
そうですね。2012年〜2018年までワークハピネスで社員として働いて、その後スタートアップに転職しました。
バーチャルリアリティ(以下VR)をやってる会社で事業開発をしてました。
VR! 最近よく見るやつ。
はい。その後2020年に独立して、そのまま業務委託契約として4月からワークハピネスさんとご一緒させて頂いています。
私の入社と同じ時期ですね!
ならちゃんの方が2週間くらい先輩ですね。
そのタイミングでジョインして、オフィスなくなるって聞いてどう思いました?
吉村さんが皆さんに「ワークハピネス解散!オフィス捨てるぞ!」って言った時は、僕はまだジョインしてなかったんですが、
その宣言の直後に、吉村さんとリモ飲みしたんですよね。
あ、チャゲさんと飲んでたんですか!?
「ワークハピネス解散!」って言ってざわざわしてるときに、「じゃあ俺、飲みあるんで行ってくるわ」って言って吉村さんそのまま去って行ったんですよね。
そうそう笑。何人か僕以外もいたんですけど、吉村さん、まあまあの上機嫌でした。
上機嫌 笑!!
「言ったったー!みたいな。」
メダリストのそれに似た、一種のやり遂げた感を感じましたよね笑。宣言後の余韻があったんだと思います。
「こんなこと言ったんだけど、どう思う?」みたいなこと聞かれましたけど。
「いや、どう思う」って言われても笑
残された人は言葉少なめでした…。
チャゲさん的にはリモートはウェルカムだったんですか?
僕はウェルカムでしたね。前の職場も退職直前はコロナが増えてきたタイミングだったので、テレワークでしたし、その時から、「職場行かないっていいなー」って思ってましたし、
ワークハピネスのオフィスがあった浜松町も1時間半くらい片道かかるので。
でも一度離れて再び一緒に働くって、珍しいですよね。決め手は何だったんですか?
転職して改めて思ったんですけど、めちゃくちゃ働きやすい会社だったなと。今も改めて感じてます。
時短制度がある会社でも、実際制度を利用すると、「え、もう帰るの?」「仕事どうするの?」みたいな会社もあるじゃないですか。
ありますねー。よく聞きます。
ワークハピネスにはフルリモート、フルフレックス、フルフラットという制度がありますが、運用含めてカルチャーとしてとても自然に定着してます。そういう会社って、やっぱり多くないと思うんですよね。
業務時間決まっちゃってると、効率的に仕事した日ほど、意外と時間を持て余したりする日もありますしね。
前職では9-11時の間ならいつ行っても大丈夫という制度で、柔軟な勤務体系だったんですが、11時に行くと20時まではオフィスにいないといけないという決まりで。
ワークハピネスの場合はコロナ前でも訪問終わって早く帰るとか、カフェで仕事するみたいなところは自由だったので、そういうところはとてもいいなと思っていました。
私も2-3社今まで移ってきたんですが、最初自由すぎて逆に戸惑いました…。
仕事時間にポテチ食べるのに罪悪感でした。
(今はガンガン食べちゃってるけど…)
食べろ食べろ笑
VRの話出たんでちょっと聞きたいんですけど、これからVRってどんどん身近になっていくんですかね??
そうですね。市場も投資も大きくなってきてますので、これから発展するテクノロジーの一つなのは間違い無いですね。
普及するという意味ではデバイスがまだ大きくて、付けてる絵面がかっこ悪いしオタクっぽいので、眼鏡型のような、自然に使えるデバイスが一般の方が買うことのできる価格まで下がってくると一気に普及すると言われていますね。
そうなったら巣篭もりしながら旅行に行けますね。
そうですね。教育とか治療でもVR使ったりしてます。
治療って??
例えば引きこもりの子にVR付けて、仮想空間の中でデパートに連れて行ったり。
それで外に出れるようになる?
実際そういう事例もあります。日本でもVRで海に出かけてもらって、その中でおじさんに話しかけられたりする仮想経験をすることによって、今まで出かけられなかった方が自分から「海に行ってみたい」って言い出した事例とか。
精神治療とかリハビリになるんですね。
蜘蛛が嫌いな人の手にVR空間の中で蜘蛛を這わさせて苦手を克服する、みたいな実験とかね笑
はわわ、、気持ちわるっ!!
暴露療法っていう苦手なものと直面させるっていう療法をVRに応用したケースですね。
一家に一台VRですね。
ところでチャゲさんはこの社員インタビューの企画制作に裏方で関わって頂いてますが、きっかけってなんだったんでしょう。
「オフィス捨てる」ってなったタイミングで制作し出したんですけど、元々は自分たちを実験台にした記録を撮りたいっていうのがスタートだったんですよね。
(文字リンクをクリック頂くと他の動画に飛びます。)
そうなんですね。
そうそう。オフィス捨てられてからのスタッフたちの心理的な変化ってどういう経過を辿って、どう収束するのか、あるいはしないのか、どんな変化や行末なのか、
そういう自分たちがする体験自体がクライアントさんに提供できる生きた情報になるよね、という話が社内にあったので、そこからずっと実施してます。
心理的な変遷は私もインタビューで感じてますね。最初は寂しいとかの声も多かったですけど、最近は好きなことしてキラキラしてる部分が増えてきたように感じています。
動画見てると、人間って、隙間時間が増えると趣味にこり出すよね。運動行く人とか、コーヒーとか、インテリアとか。
この人こんなことに手を出したんだという驚き笑
滝澤さん(40代男性 営業執行役員)がアロマに手を出したりね笑
そういうところから新たなその人らしさみたいのが垣間見えるのが面白いね。
滝澤ローズマリー事件ですね笑。私はダイビングに行きたくて講習行ってきます。
ポテチ食ってる場合じゃ無いね笑
リモートになってよかったとか困るってあります?
いい意味でも悪い意味でも人に気を遣う機会が減ったね。
どういうことですか?
例えば最近ならちゃんが案件連続で失注したじゃん?
リアルなやつ出すんですね!
そういう時って、オフィスだったらならちゃんの雰囲気暗いからみんな気づくじゃない?で励ますじゃん??
込み入ってくるとちょっと別室行く?みたいな。
皆さん面倒見がいいですからね。。
でもならちゃんが落ち込みすぎてて、うまく元気にしてあげられなくて、励ます側もどーーんと落ちて帰ってきたりするし、その時間、他の仕事できなかったりするよね。
オフィスワークだとそういう場面をよく見たけど、テレワークだと、そもそも「気分が落ちてる」みたいなことに気づかない分、励ましももらえないけど、集中もできる。
確かに。でもワークハピネスの皆さんは、割と自分から話したいーとか発信してる気がします。
他の会社と比べるとそうだとは思います。でもそれが十分なのかはわからないと思う。人や状況によるんでね。オフィスワークとの違いはそういうメンタルの好不調の部分に周囲が関与する機会が減るということだと思う。そしてそこにはメリットデメリット、両方あるんだと思います。
確かにですね。チャゲさんは外部から見てワークハピネスってどうなっていくと思います??
「オンライン」トレーニングに振ってるので、デジタルの良さを活かさないともったいないなとは思います。外国に自分たちのサービスを届けるというのもあると思いますし、
オンラインで取得できるデータや行動履歴を活用して、レコメンドや行動特性など、お客様に提供できる有用な情報にして提供するという分野に一番ポテンシャルは感じます。
例えばこんなことできるとすごいですね。
リンク VRとAIで “人の本質” を見抜く。イスラエル発、全く新しい人材発掘のカタチ
なるほど。
対面だと、データ取得はしづらいですし、あまりする必要もなかったので今まで取り組んできませんでしたが、新しいワークハピネスのチャレンジはその辺りになるのかなと感じています。
最後にチャゲさんのワークハピネスってどんなときに感じますか?
基本的にあんまり乱高下がないタイプなので、基本的に仕事してる時は楽しいです。ただ
「うわーーー楽しいーーー♪( ´▽`)」
「興奮するぜーーー!!」
みたいな感じではないですね。
穏やかで静かな感じ??
「白いご飯」
ですね、近いのは。
「今日の夕飯、白いご飯楽しみーーーー!!」
とはならないじゃないですか。
でも毎日食べれる、みたいな。
自分にとってのワークハピネスはそういう感じのものです。
白いご飯笑 わかる気がする。
「寿司!」
「ステーキ!!」
みたいな特別なものではない感じがします。
ありがとうございます。今度、私も物で例えてみたいと思います!本日はチャゲさんでした。
ありがとうございましたー。
ならの学び
今日の学び やりがいは白飯 名言ですわ笑!
ーー
▼チャゲさんの動画インタビューはこちら
株式会社ワークハピネスは人材育成研修・組織開発コンサルティングを通して
人と企業の「変わりたい」を支援し、変化に強い企業文化をつくる支援をしています。
新入社員〜管理職・役員研修のほか、全社向けチームビルディングまで
貴社の職場課題に合わせたカスタマイズ対応が可能です。
ウェブサイトにはこれまでに弊社が支援させていただいた研修および
組織コンサルティングの事例を掲載しております。ぜひご参考ください。
群馬県出身。新卒で旅行会社に就職し、教育旅行営業・添乗を担当。2020年にワークハピネスに入社後、翌週に緊急事態宣言、そのまま翌週にはオフィス解約宣言、全面テレワーク会社となり、その変遷を経験。エンゲージメントの高い組織づくりを日々学びながら、人と人を繋ぐコンサルタントを目指して活動中。