設立10年目となるクーパーサージカルジャパン様の初めてのマネージャー研修をワークハピネスが設計・実施させていただきました。ゲーム研修「ZIPANGU」と結果が絵で出る「スクエアホイールサーベイ」を使用して、体験からの学びをディスカッションし、確実に日常業務に落とし込み、研修後の実践まで設計しています。
今回は、代表取締役社長の藤田様に、研修導入の背景や研修中の様子、研修後の効果についてインタビューさせていただきました。
- 課題
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- 見えているはずの問題に対して自ら取り組もうとする主体性を高めたい
- 自部門にとどまりがちな視野を広げ、部門を超えた協力を促したい
- マネージャー同士が本音で対話できる関係を作りたい
- 実施策
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- セクショナリズムを打破するゲーム研修「ZIPANGU」の実施
- 組織課題を絵であぶり出す「スクエアホイールサーベイ」の実施
- 研修内でアクションを具体化し、実践を確実にする
- 効果
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- 研修で得た気づきが「共通言語」となり、意識して実践しようとする発言が見られる
- マネージャー同士が、お互いの考え方を理解し、対話のベースができた
サイロ化した組織の壁をゲームで楽しみながら壊そう!
インタビューご協力
【企画者】
代表取締役社長
藤田信行 様
マネージャー研修によって横の連携を深めたかった
Q:研修を企画した背景と、研修によって目指していた状態を教えてください
弊社は今年で設立10年目になります。5年前に比べると何十人という単位で人が増えてきています。それに従って管理職のポジションも増えてきました。
しかし、これまでマネージャー向けの研修を一度も実施したことがありませんでした。
また、マネージャー同士の連帯感を高める必要も感じていたため、研修を企画しました。
マネージャーはそれぞれ一生懸命頑張っているんですが、もっと周囲の部署とも連携し、意見をしたり、アドバイスをしたりできるようになってほしいなと感じていました。さらには、会社全体のことについて一緒にディスカッションできる状態まで持っていきたいと考えていました。
インタビューを基にした納得感の高い研修設計
Q:どこに価値を感じて今回のプログラム導入を決められましたか
導入の最大の決め手は事前に研修参加者と1on1でインタビューを実施していただいたことです。そのインタビュー結果を踏まえて研修プログラムを考えていきましょうというご提案でした。
私はこれまで色々なトレーニングに参加してきましたが、ここまでやっていただいたのは初めてです。
インタビュー結果には、私が日頃感じていた課題が如実に表れていました。各部署がサイロ化してしまっていることや、マネージャー自身の自主性も不足していることが明らかになりました。
他にも、
「せっかくいい製品を持っているのに、もっと活かせないか」
「もっと横で繋がっていきたいが、なかなかそのような機会がない」
という意見があり、トレーニングの実施を決めました。
今回はZIPANGU(ジパング)というトレーニングを導入したのですが、どういう目的でそれをやるのか、我々の会社の課題に対してどうしてZIPANGUがフィットするのかというご説明もいただきました。
体感ゲームで空気が変わり、サーベイによって多くの気づきを得られた
Q:研修企画者としての感想はいかがでしたか
まず一日目にZIPANGUというゲームに取り組んで全体で一体感を感じられたのがよかったですね。そして二日目になると、前日のZIPANGUでの体験を、日常の業務に紐付ける形で落とし込むべくチームでディスカッションをしました。そのプロセスで本当にたくさんの気づきがありました。
研修で印象的だった場面は、一日目のお昼すぎに、みんなの雰囲気が変わった瞬間ですね。私は後ろで見ていたのですが、会場の雰囲気が一気に変わるのを感じられたのは良かったです。
どういう場面かと言うと・・・これ以上言うと、ZIPANGUのネタバレになってしまいますね(笑)
サーベイが絵で表れるため、対話が広がるのを感じた
Q:研修内ではスクエアホイールサーベイを使用しましたが、やってみてどうでしたか
スクエアホイールサーベイの結果は絵でアウトプットされるので、文章で「あなたの会社は◯◯です」と書かれるのと違って、想像力を掻き立てられたり、各自感じ取ることが違うところが面白いですよね。
ですから、グループディスカッションをする際に、話が広がっていくのを感じました。
また、そのグループディスカッションは、途中で話し合うメンバーを入れ替えて行ったりもしました。そのため、いろんなメンバーとまんべんなく意見交換ができたのはすごく良かったですね。
学びを早速活かそうとする発言が見られるのは嬉しい
Q:研修後、受講者にはどのような変化が見られますか
研修受講後のマネージャー同士の会話では、「主体性」という言葉や「研修で学んだように、こう考えよう」という発言が出てくるようになりましたね。
また、今回の研修はマネージャーにとって初めての機会でしたので、とても新鮮だったようです。また、グループディスカッションを通して、他のマネージャーの考え方に接することができたこともいい刺激になったと参加したマネージャーからフィードバックをもらっています。
そして、研修の最後にはアクションプランを立てましたので、今後はその実行に伴って成果が出てくるんじゃないかと非常に期待しています。
フィット感の高い研修設計と、確かなファシリテーション
Q:ワークハピネスは貴社に対して、どのように貢献できていますか
営業担当の長井さんが非常に熱心でプログラムの説明から全員へのインタビューもご自身でやっていただきました。とても大変だったと思いますが、事前にインタビューをしていただいたおかげで、とてもフィット感の高い研修になりました。
また当日ファシリテーターを務めていただいた江藤さんも一生懸命やっていただき、参加者がのめり込んでいくのがわかりました。
また、これは偶然なのですが、弊社はエンゲージメントサーベイとしてギャラップ社のサーベイをやっているのですが、江藤さんがそこに精通していたんです。江藤さんはギャラップ認定ストレングスコーチでいらっしゃるので、当日はサーベイの結果についても触れながら進行していただいたので、参加者も理解を深めやすかったと思います。
今回の研修で実施したプログラム「ZIPANGU」について
部署の壁を超えて、マネージャー同士の横の連携を深めたい。
そんな課題をお持ちでしたら、ZIPANGU(ジパング)がおすすめです。
ZIPANGUは、発見された金鉱脈からできるだけ多くの黄金を掘り、生還する探検ボードゲームです。
このゲームは組織心理学者によって設計され、様々な仕掛けによって多様な気づきや深い学びが得られるのが特徴です。
プログラムの詳細は下のバナー画像からご覧いただけます。