セクショナリズムのある組織
ありませんか?こんなこと
●業務上のコミュニケーションが縦のラインばかりになっている
●他部署とは日常的に仕事を押し付け合っている
●情報共有がされないため、情報の非対称性が生まれている
無駄が多く、組織の生産性が上がらない
社内の雰囲気が悪い
セクショナリズム(サイロ化)はなぜ起こるのか
チームの結束を高めようとすればするほど、チーム内外の境界線が明確化されてしまう【人の無意識】
他のチームがいると、他よりうまくやりたいと意識するため、協力より競争が優位になってしまう【人の無意識】
評価におけるチームや個人の成果のウエイトが高いため、協力の優先順位が下がってしまう【仕組み】
一見すると正しい行動が、実は部分最適化(サイロ化)を引き起こしている
どうすればセクショナリズムは打破できるのか
組織にはびこるセクショナリズムを打破する最も効果的な方法は社員が強烈な共通体験を得ることです。
強烈体験その1
自分も原因の一部であると、気づく
多くの人が“自分は違う(協力的である)”、“他人(他部署)の問題である”と信じているのが現実です。これではセクショナリズムを解決することはできません。指摘されても直らないのは、自分にも原因があると気づけていないからなのです。そのため、まずは、自分も原因の一部であると強烈な体験で気づくことがとても効果的です。
強烈体験その2
セクショナリズムが発生するプロセスにほとんどの人は気づくことができないという事実
セクショナリズムはとても自然に起こるため、気づかないうちに部分最適になってしまっている事が多くあります。セクショナリズムは誰かが意図して起こるものではなく、チーム単位で行動し始めることで発生してしまいます。その過程を体験することで、メカニズムを紐解くことができます。そして、セクショナリズム発生のメカニズムを理解できれば、原因にアプローチできるようになります。
強烈体験その3
自分が変えられたかもしれない未来に気づく
「この中で未来を変えられたのは誰なのでしょうか」
「リーダーシップは一体誰が発揮するものでしょうか」
- おかしいと感じ始めたあと、自分は空気に流されていなかっただろうか・・・
- 他のチームと協力したらどうかとゲーム中に発言したメンバーの意見を自分は尊重していただろうか・・・
自分が原因の一部と理解した後、自分ができることは何か、組織に必要なリーダーシップについて理解することがとても大事です。
セクショナリズムを組織から一掃し、全体最適の組織文化をつくる研修
組織変革の一歩目として最適な体感型ビジネスゲーム型研修
ゲーム体感型だからできる強烈な体験によって参加者全員の“無意識的な部分最適行動”を、“意識的な全体最適の行動”に変容します。
本研修受講によって得られる効果
1.全体最適の意識が定着する
2.横の連携を図る行動が自然と起こる
3.“協力するのが当然”という文化の形成が始まる
体感型ビジネスゲーム研修とその他の研修の比較
座学研修・課題解決ワークショップ | 体感型ビジネスゲーム研修 |
---|---|
時間がかかる 認識のすり合わせ → 事象の洗い出し → 問題の整理 → 原因の特定 → 解決策の検討
マインドが変わっていないため、解決するタスクの一つにとどまりやすい 当事者意識が生まれにくく、根本解決に至りにくい |
短時間でできる 参加者全員が「あッ!」という共通体験をすることで真の原因とメカニズムへの共通理解が生まれる
ゲーム内で自らの行動で自分が原因の一部と示してしまうため、自分の意識から変える必要があると認識できる 当事者意識が高いため、根本解決が可能 |
セクショナリズムを打破し、部門間連携を促進させる研修設計
まずは横、次に縦の順で共通言語化を図る
同じ体験をしている人が多いほど、セクショナリズムの解消はしやすくなります。
横の連携を強化し、部門間連携を強化させるためには、管理職層全員など組織構造の横軸をベースに受講対象者を決定することがおすすめです。研修受講後に、受講者同士が横を意識しやすく、共通言語が生まれている状況を作ることが効果的です。
その後、他の階層に展開していくことで組織の中に共通認識が生まれていきます。
セクショナリズム打破研修「ZIPANGU」カリキュラム例
項目 |
進め方 |
概要 |
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オープニング |
事務連絡 講師挨拶 |
研修の目的、一日の流れの説明 |
ビジネスシミュレーションゲーム |
体感ゲーム |
ゲームの説明 チームごとの戦略策定 ゲーム実施 |
振り返りによる 気づきや学びの共有 |
講師解説 個人演習 |
ゲームの振り返り ゲームでは何が起こっていたのか セクショナリズム(部分最適)の要因となる組織と人の習癖の理解 セクショナリズムを打破して全体最適させる上で意識すべきことの理解 |
自社の現状課題認識 |
講師解説 |
ゲームでの体験と照らし合わせ、自社の課題を洗い出す 全体最適させるうえで立ちはだかる課題の抽出
|
全体最適に向けた |
グループ討議 |
解決すべき課題の選別 解決策の模索 グループ間で解決策のアイデア共有 |
エンディング |
個人演習 グループ対話 |
全体のまとめ アクションプランの作成 今後のアクションの共有 |
ZIPANGU プログラム資料ダウンロード
下記よりプログラム資料をダウンロードいただけます。