ペットケア、チョコレート事業を手がけるマース ジャパン様で実施したチームビルディングアクティビティ「Beat the Box」の導入事例です。今回はチームビルディング後に、今後どのように業務に活かせるかディスカッションする機会が設けられました。
- 課題
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- 今後のプラン共有、経営層からのメッセージの浸透
- パンデミックの影響で実施できていなかった対面でのコミュニケーション促進
- 実施策
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- チームビルディングアクティビティ「Beat the Box」
- 効果
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- 社員同士に新しい繋がりが形成され相互理解に繋がった
Beat the Box
コロナ禍以降に入社した社員との交流の機会を作りたかった
Beat the Boxを導入されたのはどのような機会だったのですか?
マース ジャパンは、対面での全社会議を3年ぶりに開催することが決まり、全社員で交流できるイベントを検討していました。
新型コロナウイルス感染症の拡大に影響により、全社が一堂に会する会議が実施できない中、リモートワーク、ハイブリッドワークを導入してから入社した人が数十人にも上り、実際に会ったことがない人が増えました。そのため、対面で何かを行いたいという思いが強まりました。
普段業務で関わっている人以外の人たちとは、ほとんど交流機会がないというのを解消したかったので、全社会議でイベントを企画することにしました。
なぜBeat the Boxを選ばれたのですか?
私は元々謎解きが好きで、謎解きがチームビルディングに繋がると感じていました。
しかし、ただ私たちが謎解きを楽しむというより、仕事にも活かせるようなアクティビティを考えていました。なので、単に楽しむだけではなく、ゲームを通じてチームで取り組むことの大切さを実感したり、戦略の転換期に向けたメッセージを伝える機会として活用できるアクティビティを探していました。
Beat the Boxは、チーム間の競争要素があるため、隣のチームに負けないように競い合うように見えて、実際には協力して1つのメッセージを完成させることがポイントだと思います。
個人の力を集結させてチーム全体で目標を達成するというのが、まさに探していたものでした。
実際にやってみてどうでしたか?
実際に私もチームビルディングに参加しましたが、最初は予想以上に難しい謎が多く苦戦しました。ですが、難しい中でもメンバーがそれぞれ自分のできることやってくれていました。紙とペンを持つ人がメモを取り、鍵を回す人が積極的に協力し、光を当てる人が照明を調整してくれました。役割分担がスムーズにできて非常に素晴らしいと感じました。
私は企画側ということもあり、単なるチーム毎の競争ではなく、協力し合うという横の繋がり期待しながら、周りのチームの様子も見ていました。すると、非常に速い段階で協力し合うのがチラホラとあり、新しい人間関係を築いているのが見えて嬉しくなりました。それに加えて、個々のキャラクターによって、メンバーの行動が大きく異なったので各々の人となりを見ることができました。
イベント中の雰囲気についてですが、参加者はさまざまな年齢層でチームを構成しました。人によっては、暗い中で数字を解読するのに苦労していましたが、スマートフォンのライトで照らしたりと、初対面でも協力体制がしっかりと機能していました。チームのメンバーは謎を解くことに一生懸命な人もいれば、周りを注意深く見回す人もいて、アクティビティを通じてそれぞれの個性をしっかり感じることができました。
会場内が協力に満ちていく過程が素晴らしかった
Beat the Boxをやってみて特に印象に残ったことはありますか?
特に印象に残ったのは、終盤に向かって各チームが協力し合うところが非常に印象的でした。謎が解けないチームに他のチームのメンバーが積極的にヒントを提供し、会場内が協力に満ちていました。一部のチームはキーワードをすぐに理解し、チーム分けなど関係なく、全員で協力して最後のキーワードに辿り着こうとしていました。
わからないチームにはヒントを出して手助けしたり、キーワードから「あの言葉じゃない?」といったコミュニケーションも聞こえ、だんだんと他のチームとのコミュニケーションが活性化していくのが分かり実施して本当に良かったと思いました。
今後どう業務に活かせるか考えるきっかけになった
Beat the Boxに参加された方はどんな反応でしたか?
チームビルディングが終了した後、他の参加者とディスカッションする機会が設けられ、今回のイベントの良かった点について話し合いを行いました。
参加者たちは、楽しかったという感想やこのアクティビティがどのように業務に活かせるかについても皆で話し合うことができたので、このような振り返りの機会は、今後に繋ぐ良いきっかけになりました。
社内でアンケートも実施し、一人一人の力がチームや組織全体にどれだけ貢献できるかというメッセージがバルーンを通じて共有されたことが印象的だと述べられていました。
このアクティビティを通じて、個人とチームの力、そして、共有されたメッセージが皆でバルーンを集めていく過程で深く印象に残ったようです。
Beat the Box実施後の社内に何か変化はありましたか?
社内で起こった変化の中で最も変化したことは、社内に知り合いが増えたことです。これまでは、オフィスの中でも知らない社員がいることもありましたが、全く知らない人とも協力するアクティビティが、社員同士に新しい繋がりを作らせたと思います。オフィス内でも雑談などが生まれやすくなりました。
また、社内アンケートで、対面の重要性についての認識が高まり、対面だからこそコラボレーションしやすいと感じる人が多いという結果がでてました。反対に、リモート環境でより気軽にコラボレーションを実現する方法について考えていきたいという声もありました。今回のアクティビティを通じて、コラボレーションの重要性と方法についての考えが深まったように思います。
Beat the Boxについて
Beat the Boxは、チーム内での協力や創造性が試される対面型の謎解きチームビルディングアクティビティです。高揚感と一体感に包まれたイベントの場作りやチームコミュニケーションの活性化に最適です。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
その他のチームビルディングアクティビティはこちら
Beat the Box以外の対面、大規模、英語実施可能なチームビルディングアクティビティについてはこちらのページでまとめています。
プログラム一覧資料
チームビルディングのすべてのプログラムの情報をまとめました。
<資料の内容>
- ワークハピネスのチームビルディングの特徴
- チームビルディングの活用シーンの紹介
- 各プログラムの詳細(全12プログラム)
以下よりダウンロードいただけます。