「バードビュー」受講で得られる視野拡大効果
鳥の視点で全体を俯瞰し、一手先を見ながら自ら進んで仕事ができるようになる
全体の目的から見て、次に必要なことまで考えられるようになっているために、一手先を見た行動ができるようになり、指示待ちからの脱却ができます。
例えばこのような発言・行動が増えていきます。
「ここまでやっておきました」
「議事録取っておきますね」
仕事の意味付けさえも自分で考えて行動できる自律型社員になる
視野が広がり、仕事の全体像を見ながら自分のやるべきことを定めることができるようになります。また全体像を踏まえた自分の仕事理解ができるので、「何のためか」を自分で定義し、自律的に行動できるようになります。
他部署連携など、自分だけの視点からの脱却ができる
顧客への価値提供を最大化させるためには、縄張り意識を廃した連携が大切であることをゲームで体感します。その結果、仕事の幅を広げ、他部署と連携しながら成果を上げる若手・中堅社員への成長を促します。
若手社員はなぜ視野が狭くなるのか
3年目〜5年目社員に起こりがちな状態
・自分は何のためにこの会社で働いているんだっけ?
・自分がやっている仕事は一体何に繋がっているんだろう?
・自分はこのままこの仕事をしていてもいいのだろうか?
・周りには転職する人も出始めた・・・
・最近仕事が面白くない(モチベーションが上がらない)
若手社員の視野が狭く固定化されてしまうプロセス
- 目の前の通常業務ができるようになる努力をし続け、仕事は一通りできるようになってきた
- 独り立ちし、業績を上げるメインプレイヤーとしての期待がされ、もはや育成対象ではない
- 後輩の指導をする人も出てくる
- 次第に仕事に忙殺され、仕事を“こなす”感覚になってくる
やがて、いかに早く処理をし、求められる短期成果を上げるかを考える癖がつき、視野が狭いまま固定化されてしまいます。
若手社員に必要な成長機会とは
仕事の意義について改めて見直す機会をつくる
仕事に忙殺されてしまい、目的を見失いがちなため、一旦立ち止まり、何のために働いているのかを確かめることで、モチベーションを取り戻す機会があるとよいです。一旦立ち止まるためには、業務から離れた研修がもっとも適しているでしょう。
自分の仕事がどこに繋がっているのか、全体像から考える
多くの若手社員は、目の前の仕事に一所懸命になると、仕事の一部分しか見えていないことにさえ気づくことができません。
自社のビジネスの全体像を描いた上で自分の仕事を改めて整理するため、自分の仕事が最終的な顧客への提供価値にどう繋がっているのかを理解でき、指示待ちから一手先を見た自律的に行動できる人材へと変容することができます。
「バードビュー」研修の特徴
経営シミュレーションゲームによるビジネスの全体像把握
宇宙船製造メーカーの経営を4期務める疑似体験をすることで、経営的視点に触れていくことができます。指示待ち社員から自律型社員へと意識変革を図るきっかけとして若手社員に最適なレベルの経営シミュレーションゲームです。
バリューチェーン(価値連鎖)による仕事の役割理解
バリューチェーンのフレームワークを用いて自社の価値連鎖の流れを理解します。「誰に」「どのような価値を」届けるのかを全体から理解した上で、自部署が担う役割、自部署が出すべき提供価値を理解していきます。
さらに、自部署の中で自分が担う役割までブレイクダウンしていくため、自分が求められる役割と成果を具体化していくことができるため、全体の目的からズレた部分最適な行動から修正することができます。
ゲームによる体感によって確実な視野拡大を実現
無意識で行動すると“虫の目”だけに陥りやすいことをゲームで体感しますが、学びを振り返るなかで、その“虫の目”状態は今の自分と重なることに気づきます。業務においては、意識的に鳥の視点を持つ必要があることを強烈な体験として印象づけることができます。
「バードビュー」カリキュラム例
項目 |
進め方 |
概要 |
---|---|---|
オープニング |
事務連絡 講師挨拶 |
研修の目的、一日の流れの説明 |
ビジネスシミュレーションゲーム |
体感ゲーム |
ゲームの説明 チームごとの戦略策定 ゲーム実施 |
振り返りによる 気づきや学びの共有 |
グループワーク 全体発表 講師解説 |
ゲームの学び共有 提供価値とは何か 価値創造の連鎖“バリューチェーン(主活動と支援活動)”とは何か |
現実への紐づけ① |
講師解説 グループワーク |
自社のバリューチェーンを考える 自社のバリューチェーンを可視化し、それぞれの機能の提供価値を考える |
現実への紐づけ② |
講師解説 グループワーク |
自分の周囲のバリューチェーンを考える 自分の周囲のバリューチェーンを可視化し、どんな提供価値を生み出しているのか、自分の役割は何かを考える |
エンディング |
個人演習 グループワーク |
全体のまとめ アクションプランの作成 全体を振り返っての想いと学び、今後のアクションの共有 |