プレイヤーからマネージャーの意識の転換
「名プレイヤー、名監督にあらず」と言う言葉があるように、プレイヤーとマネージャーは大きく異なる存在です。本研修では管理職が押さえておくべき基本的なマネジメントの考え方とやり方を身につけていきます。
マネジメント研修が必要な背景
管理職は多くの場合、プレイヤー時代に成果を出している方が任されます。しかし、成果を出していたが故に今までの経験則に縛られてしまいやり方を変えることができず、管理職として活躍できないケースが多くあります。
- 任せられない、自分でやろうとする
- 自分のやり方をメンバーにも求める
- 大事な場面でメンバーをリードできない
管理職とはプレイヤーとは異なる視野・視座が求められる存在です。それはプレイヤーの意識のままでは身につけることが困難です。そのため一度立ち止まり、管理職としてマネジメントの基礎を身につける時間を設ける必要があります。
ワークハピネスのマネジメント研修(基礎)の特徴
マネージャーの役割を体系的に学べるため、新任管理職でも何をすべきかわかりやすい
マネージャーの役割を5つの要素に分解して解説します。
- あり方(Being)・・・管理職としての心構え
- 求められる行動(Doing)・・・人材のマネジメント、業務のマネジメント、リーダーシップ
- ありたい姿(Visioning)・・・チームの目指す姿を描く
管理職として求められる役割を網羅的に理解することから始めます。
陥りやすい落とし穴を先に押さえることができる
プレイヤーとマネージャーの違いの一つに、求められる視点の違いとバランスがあります。
プレイヤーは「チームで協力して成果を出す」等、求められる行動や成果に矛盾がありません。
一方で、マネージャーは、日々の業務の中で、“短期的な業績”と“長期的な人材育成”という一見相反する成果を求められます。
これらをバランスよく同時に求めていくというのがマネージャーの抱えるべき役割なのです。
この違いを理解しないと、「短期的成果が求められているから、自分がやったほうが早い」という行動につながってしまいます。
ワークハピネスのマネジメント研修(基礎)では、このマネジメントの本質的な役割について理解することで、よくある落とし穴を避けることができます。
ケーススタディとレクチャーの繰り返しで納得感が高い
マネジメント研修(基礎)では、要素別に5つのケーススタディを実施します。ケーススタディでは、日常でありがちな場面を想定し、自分ならどういう態度・行動をするかを考えます。その後に講師からの解説があるため、納得感が高いのが特徴です。また、適度にケーススタディがあるため、飽きることなく受講できます。
マネジメント研修(基礎)の内容
1.管理職としての心構え
マネジメント業務は今までのプレイヤーの延長線上にないことを知り、一旦リセット(アンラーニング)して学び直す必要があることを理解します。
2.チームの一体感の醸成
現代のマネージャーには、チームを一つにまとめ、エンゲージメントを高めることが求められます。本研修では、チームの一体感を醸成する方法をフレームワークで解説します。
3.マネジメントとリーダーシップ
マネジメントとリーダーシップの違いを理解し、マネージャーが発揮すべきリーダーシップ(影響力)について理解します。
4.人材のマネジメント
メンバーに合わせて4つのリーダーシップスタイルを使い分け、タイプの違う部下を動機づけする方法を習得します。また、ティーチングとコーチングの違いを学び、部下のレベルに応じてコミュニケーションを使い分けられるようになります。
5.業務のマネジメント
日々の業務において、やるべきことをそれぞれが関連するマネジメントサイクルとして理解し、タスクの分解など必要な各業務スキルを学びます。
6.チームのビジョンを描く
ワークシートを使用して、チームの目指す姿を描きます
カリキュラム例
*ご要望によりカスタマイズ可能です
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マネジメント研修 事例一覧
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