クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)とは

クリフトンストレングス®は、ドン・クリフトン氏が考案し、米ギャラップ社が世界中に展開する人の強みに焦点を当てた診断ツールです。

人が成果を出すにあたり、無意識のうちにどんな才能を駆使しているかについて200万人に対しインタビューを実施しました。
そして、抽出された5000個以上のユニークな才能をカテゴリ化し、最終的に34個の資質(才能のクラスター、才能群)にまとめたものが、クリフトンストレングス®です。 全世界で2700万人以上が受検しています。
フォーチュン500にも名を連ねる優良企業の多くに導入されていたノウハウがオープンソースとなったため、日本でも組織開発や個人の能力開発への活用されはじめています。
強みを生かすチームづくりの意義

従来の社会では弱みや欠けている部分をいかに補うか、個人としてスキルアップをして改善するかにフォーカスが当たっていました。
しかし、弱みを改善することには大きな労力がかかり、組織のメンバーの均質化が進んでいってしまいます。
未来の予測が難しい現代社会では、共通の目的・価値観のもと個人の強みを伸ばし、チームとしてのシナジーを生み出すことで新たな価値を生み出し、変化に対応しやすい強い組織を作ることが求められます。
クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)研修 の狙い
クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)が注目されている背景

昨今、ビジネスの世界では生産性向上のために個人の強みに着目するようになりました。特に個人の強みに注目されるようになった背景は、以下のような要因が挙げられます。
- グローバル競争の激化により、企業は効率的で生産性の高い人材を求めるようになった。
- 従来の評価制度では、能力やスキルだけでなく、個人の性格や特性も考慮する必要性が認識されるようになった。
- ワークライフバランスや働き方改革の進展により、自己実現や働きがいを求める人材が増加した。
- 社員のやる気を高め、生産性を向上させる方法として、個人の強みを発揮させることが注目されるようになった。
- グローバル化に伴い、多様性や個性を尊重する文化(ダイバーシティ)が広がり、個人の強みに注目する風潮が生まれた。
このような背景があり、仕事の生産性を向上させるために個人の強みに注目されるようになりました。

そんななか、強みを見つける方法として「クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー)」が注目されるようになりました。
強みを活用するメリット
強みを活用するメリットは、以下の通りです。
- 個人の強みを発見することができるため、効率的かつ成果を出しやすい業務分担ができる。
- 社員のやる気を高めることができるため、生産性向上につながる。
- チームビルディングに役立ち、よりよいコミュニケーションを促進することができる。
- 強みを活かせる仕事をすることで、仕事に対するモチベーションが高まり、より良いパフォーマンスを発揮することができる。
- 自身のブランディングに役立ち、自己理解を深めることができる。
以上が、ビジネスの世界でクリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー)が注目されている理由の一部です。
個の強みを生かしてチーム力を強化する
組織としての生産性向上が求められる中、個人としての生産性を向上するのみでは限界があります。
チームとしてお互いに相乗効果を発揮することで、新たな価値を生み出すことができるので、個人の強みを生かしたチーム力強化がポイントになります。
そのためにも、個人(自分)の強みを知って、メンバーの強みを理解することで高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)研修の特徴
本プログラムでは、個人の強み・資質を発見するアセスメントツールである「クリフトンストレングス®」の結果を活用し、個人の強みを生かしたストレングスベースドなチームを実現します。
- チームメンバーが生き生き働けていないように感じる
- もっと生産性の高い役割分担があるように思える
- チームメンバーの強みや才能をお互いが理解できていない
上記のような課題に対応する本プログラムの特徴は大きく3つあります。
- 強みの使い方を学ぶことで自己理解が深まる
- チームメンバーの強みの相互理解ができる
- 強みの業務への活かし方が分かる
以下、3つの特徴を詳しく紹介していきます。
強みの使い方を学ぶことで自己理解が深まる
上位5つの資質それぞれ内容や組み合わせで、自分が最もパフォーマンスを発揮できるやり方や状態について理解し、逆にどのような状況になると強みを発揮しづらい非効率状態に陥るかも併せて理解を進めます。
自己理解することができて初めて自分の資質(強み)をコントロールできるようになります。
チームメンバーの強みの相互理解ができる
ワークショップ形式で同じチームのメンバーとの対話・フィードバックにより自身の見えていない強みを発見するだけでなく、他者の強みやそれが発揮される状態について理解を深めることができます。
相互理解が促進すると、自分と他者の違いに気づくことができ、他者と仕事をする上でのベースができます。
強みの業務への活かし方が分かる
自分と他者の強みとその違いを理解することは、チームの関係性を良好にしますが、その本当の目的は、チームのパフォーマンス(成果)を最大化させることにあります。
互いの強みの発揮の仕方を理解した上で、会社業務を想定したディスカッションを行います。
それぞれの強みが発揮されるようにチームの中で役割や仕組みなどを組み換えることで、少ないリソースで楽しみながら最大の成果を出すことを目指します。
クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)認定講師が研修内容を設計

研修設計者:江藤 克晃
人材開発分野のみならず、 組織全体のパフォーマンスに影響を及ぼす組織開発コンサルティグを得意とする。
【実績】
変化・変革に消極的な印象の強い農業協同組合の風土改革の長期プロジェクトを手がける等多くの実績を持つ。
【資格】
Gallup認定ストレングスコーチ
Strength Developerインストラクター
その他 →
クリフトンストレングス® (ストレングス・ファインダー)研修内容
本ワークショップでは自身の強み・資質を知ることができるアセスメントツール「クリフトンストレングス®」の診断結果を活用して自己理解を深め、チームのパフォーマンス向上を図ります。
研修プログラム概要
対象 | 各個人の強みの理解とチーム成果の最大化を目指している方 (同じ部署や課などのチーム単位) |
所要時間(標準) | 4時間〜8時間 (ご要望によりカスタマイズ可能です) |
実施形式 | オフライン・オンライン形式 *ハイブリッドでの実施も可 |
実施料金 | 別途お見積もり 営業担当または弊社HPからお問い合わせください お問合せはこちら>> |
クリフトンストレングス® チーム力強化ワークショップ カリキュラム例
カリキュラム例1:4時間コース(相互理解中心)

カリキュラム例2:8時間コース(相互理解・チームへの貢献行動を明確化)

*ご要望によりカスタマイズ可能
受講者の声
自分とメンバーをよく理解することが出来た
どんな時、どんな状況で自分の強みが発揮できるのかのパターンを深く理解することができました。また、チームメンバーがどんなことが得意なのか理解できておらず、いかに自分が人を見れていないかに気付かされました。
共通言語ができたので仕事の連携がスムーズになった
今回の研修をきっかけにストレングスという共通言語ができたために、お互いに強みを意識し合いながら依賴や支援ができるようになったと感じます。
チームの役割分担について考え直すきっかけになりました(管理職)
今まで強みを生かすことの大切さは理解していましたが、どうしたらより生産性の高いチームの配置になるか具体的にイメージできていませんでした。今回研修に参加して、チームのあり方について見えただけでなく、メンバー全員と共通認識が持てたのがよかったです。
本当の意味で学びを活かせるようになった
ストレングス・ファインダーの本を読んで、ある程度理解していると思っていましたが、資質の組み合わせによる自分のエネルギー効率や、チームでの活かし方についての視点など、活かすということはこういうことなんだなということがわかりました。
よくある質問
- クリフトンストレングスの結果がレッテル貼りにならないでしょうか?
- 本プログラムは診断結果がレッテル貼りにならないよう相互理解を深めるワークショップも一緒にご用意しております。
詳細はこちらからお問合せください。
※当社はギャラップ社の製品やサービスの販売代理企業ではありません。