経営者としての覚悟と柔軟性
企業内の人材育成で最も難しいテーマは部長および経営者の育成です。持つべき能力・スキルは多岐に渡り、全社にわたる事業・人材マネジメントの責任を負う存在になるため、これまでの経験則のみでは限界を迎えます。そして、能力・スキルの育成のみでなく、経営者としての意識、大きなビジョンのもと広い視野・高い視座を身につける必要があります。
さらに、常に部門を超えた全社最適で物事を考えることが期待されるため、思考の枠を取り払って物事を見、新たな考えを受け入れ常に学ぶ柔軟性を持ち合わせる必要があります。
ワークハピネスが考える理想の部長・経営幹部のあり方
部門長・経営者としての強い志がある
部長や経営幹部は業績への責任を負うのはもちろん、周囲や部下からの期待は常に高く、その期待の裏返しで社内では厳しい目で見られる存在でもあります。大きなプレッシャーや葛藤を乗り越えるためには、自部門をどうしていきたいのか、経営層としてどんなことを成し遂げたいのかといった強い志が必要不可欠です。
また、上級幹部は自分の力ではなく、リーダーの強い意志と言動に部下が共鳴し、リーダーの人間性に共感することで初めて大きなことを成し遂げることができるのです。
高い人間性と柔軟性を身に着けている
部長や経営幹部は多くの部下を通して成果を創出していく存在です。高い成果を上げるには、経営幹部自身が周囲より高い信頼を得ている必要があります。人はその人が大切にする価値観やその人らしさ、弱さを認めて人に頼ることができる姿勢、間違いを認める素直さ、部下からも学ぶ謙虚さなど、人間性と柔軟性がにじみ出ていることが理想です。
強がったり偉そうに振る舞うのは自信のなさの表れとも言えますが、どの状態からでも人間性を回復させるのはワークハピネスが得意なアプローチです。
リーダーシップとスポンサーシップを持ち合わせている
部長や経営者は責任範囲が非常に大きいため一人でビジョン達成を実現するには限界があり、自社のメンバーを巻き込んでいく強いリーダーシップが求められます。一方で適切な権限委譲のもと部下に任せて育成・サポートを行うスポンサーシップも求められます。志に根ざした強いリーダーシップとメンバーを支えるスポンサーシップを持ち合わせたバランスのより経営者の育成を目指します。
ワークハピネスの部長研修・経営幹部研修の特徴
心理学を応用して経営者としての志を引き出す
経営者としての強い志は、経営スキルや実行能力など全ての土台となります。そしてそれを引き出すためには個人の内面を深く探究し、言語化を支援する心理学を応用したアプローチが非常に効果的です。
ワークハピネスの経営幹部研修では、心理学を応用した本質的なアプローチにより経営幹部一人一人の内面にある願望・欲求、志を引き出します。
プロコーチによるメンタリングと実行支援
部長以上の階層になると、フィードバックを受けられる機会は限定的であり、また気軽に相談できる存在が少ないケースがほとんどです。経営層としての変容とアクションの着実な実行にはプロコーチによるコーチングやメンタリングが有効です。
ワークハピネスの部長研修・経営幹部研修では、過去10万人以上を支援してきたコーチング・メンタリングのノウハウをもとに経営層のアクションプランに対する伴走支援を行います。
個人別に最適化される上級管理職向けカリキュラム
経営層の置かれた環境は市場や自社の状態によって大きく異なるため、「経営者はこうすべき」という画一的な教育プランでは課題にフィットすることが難しく、研修効果が発揮されません。一人ひとりの個別課題をグループでとことんディスカッションしたり、プロコーチにアドバイスを受けることで、一人ひとりに課題に合わせた成長テーマが設定されます。
また、常に状況を見ながら修正していくカリキュラムによって高い効果を得ることができます。
ワークハピネスの部長研修・経営幹部研修では、個別に最適化されたプログラムと長期間での丁寧な実行支援によって経営層に着実な変化をもたらします。