【目的別】生産性を高めるチームビルディング向けゲーム25選
近年、社員に一体感を持たせるためにチームビルディングを取り入れる企業が増えています。チームビルディングを通してチーム内のコミュニケーション強化につながるのが魅力です。
本記事では、ゲーム形式のチームビルディングを考えている事業部や人事部の方に向けて「生産性を高めるチームビルディング向けゲーム25選」をご紹介します。各ゲームの内容と期待できる効果についても解説します。
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チームビルディングにゲームを用いる目的
チームビルディングには、5段階のプロセスがあります。それぞれの時期に適したゲームを行うことで、緊張感を和らげつつ、自然に楽しみながらコミュニケーションを活性化し、関係を築くことができます。
ゲームの種類や内容によっては、メンバー間の協力関係を構築したり、チーム全体の結束力を高めたりする効果も期待できるでしょう。
チームビルディングについて詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。
関連記事:チームビルディングとは?効果や進め方、注意点を解説!【成功事例付き】
プロに任せるなら! おすすめのチームビルディングゲームプラン5選
チームビルディングゲームにはプロだからこそできるゲームもあります。
- Need 4 Speed(ニード・フォー・スピード)
- SYNERGYK(シナジック)
- Go Team(ゴー・チーム)
- Beat the Box(ビート・ザ・ボックス)
- Peak Performance(ピーク・パフォーマンス)
それぞれのサービスについて、詳しく見ていきましょう。
Need 4 Speed(ニード・フォー・スピード)
Need 4 Speed(ニード・フォー・スピード)は、立体パズルを組み立ててクルマを完成させるチームビルディングゲームです。
チーム対抗タイムトライアル式のゲームで、全員が参加できるゲームです。時間を競うので、自然と全員が参加する環境や力を合わせる行動が生まれます。
3ステージで構成されており、ステージが上がるごとに難易度も上がります。ステージをクリアするには、コミュニケーション力が欠かせません。ゲームを通して、コミュニケーションの重要性と難しさを体感できます。アウトプットや相互理解に課題のあるチームに、おすすめです。
SYNERGYK(シナジック)
SYNERGYK(シナジック)は、懐かしのアーケードゲーム感覚で楽しく学べるチームビルディングゲームです。
レトロな形の端末で様々なミニゲームに挑戦し、瞬間的な判断とチーム連携を鍛えます。ハイスコアを目指すにはチームメンバー全員の協力が必要で、ゲーム後は強い仲間意識が芽生える効果があります。
ゲームを通じて相互理解を深め、強みを発揮するポイントや個性、やりがいを感じるタイミングを理解しあうことが可能です。今後の業務の振り分けや役割分担にも、生かすことができるでしょう。新入社員や組織変更直後のチーム構築や、楽しみながら効果的なチームビルディングを行いたいシーンでおすすめです。
Go Team(ゴー・チーム)
Go Teamは、屋外で行うデジタルトレジャーハンティング型のチームビルディングゲームです。チームの創造性を引き出したい場面におすすめです。
タブレット端末のアプリを使用し、マップ上のポイントを巡りながらミッションをクリアし、ポイントを競います。体を動かすことにより、リラックスした状態で仲間と関われます。
また自然にコミュニケーションが取れるので、チームの距離感が縮まり一体感が芽生えます。メンバー同士が新たな一面を発見するだけではなく、自然なコミュニケーション能力を養う効果も期待できるでしょう。
Beat the Box(ビート・ザ・ボックス)
Beat the Boxはミステリアスなビデオメッセージから始まり、参加者が解読困難なミッションに挑戦する謎解きチームビルディングゲームです。
時間内に全てのミッションをクリアし、ロックされた箱を開けることが目標です。解錠しても手紙の暗号を解かないとミッションは終了せず、ストーリーが展開します。戦略を立てて自分のチームだけでクリアを目指すのではなく、他のチームと協力してミッションをクリアする思考力や行動力が養えます。
参加者全体で複雑な課題に挑戦し、達成感を共有したいチームや熱中する時間を共有したいチームにおすすめです。
Peak Performance(ピーク・パフォーマンス)
Peak Performanceは3時間のゲームを通じて、プレッシャー下のチームパフォーマンス向上を目的としています。対面・オンラインの両方に対応できるので、新事業を始めた際や年始のキックオフ、リモートワーク下でのチームビルディングを行いたい方におすすめです。
ゲーム内での深い体験学習を通じ、リモートワークの課題やチームのあり方を理解し、振り返りで気づきを得る効果が期待できます。コミュニケーション不足の解消にもよいでしょう。
チームのアイスブレイクにおすすめのゲーム5選
アイスブレイクとは、チームメンバーの緊張感を和らげて打ち解けあうきっかけづくりを行うのに適しています。チームビルディングの初期に行うことが多いですが、場を盛り上げたり体を動かしたりする目的で実施することも可能です。
- 2つの真実1つの嘘
- メイク10
- バースデーライン
- ひと言ゲーム
- ジェスチャーゲーム
ここでは、上記5つのゲーム内容と期待できる効果を解説します。
2つの真実1つの嘘
2つの真実1つの嘘は、チームで嘘を見抜くゲームです。
- 1、3人以上のチームを複数作る
- 2、出題者は、チームメンバーに自分自身について2つの真実と1つの嘘を話す
- 3、伝えられた3つの内容から、嘘だと思う内容に投票をする
嘘だと思う内容に対して、チームで話し合ったり出題者に質問して深掘りしたりすると、自然な形でコミュニケーションが取れるでしょう。ただ自己紹介をするよりも、ゲームを通して相手に興味を持ち、深く知ることができます。チームができてから、あまり時間が経っていない時期におすすめです。
メイク10
メイク10は、4つの数字を四則演算して答えを10にするというゲームです。
- 1、3人から4人のチームを複数つくり、各チーム出題者を1人決める
- 2、出題者は用紙に4つの好きな数字を書く
- 3、出題者から共有してもらった数字を使って回答者たちが「10」を作る
※足し算や引き算、掛け算などを使って計算
- 4、「10」を作れた回答者は、計算方法を他のメンバーに解説する
- 5、メンバーも同じやり方で10になればOK
- 6、10を作った数で競う
計算方法を解説する際にコミュニケーションが取れるだけではなく、驚きや共感などを共有できる効果があります。
バースデーライン
バースデーラインは、メンバーがジェスチャーのみで誕生日の順に並ぶゲームです。
- 1、5人から10人のチームを複数作る
- 2、制限時間を決める(5〜10分程度)
- 3、チームで円になりジェスチャーのみで1月1日から誕生日の順に並ぶ
※筆談や会話は禁止
- 4、制限時間が来たら、口頭で誕生日を言って答え合わせをする
- 5、正しい順番で並べた時間で競う
体を使うので、午後からの眠気が来る時間帯などに行うとリフレッシュができるでしょう。
基本的にジェスチャーがメインになるので、発言が苦手なメンバーも平等にゲームに参加できるのがメリットです。
ひと言ゲーム
ひと言ゲームは、会議の議題に関連するフレーズに対して思い出した言葉を書き出すゲームです。
- 1、会議の議題に関連のあるフレーズをお題として選ぶメンバー全員にお題を共有する
- 2、共有されたフレーズに対して、思い浮かぶ言葉を1つだけ書き出してもらう
- 3、それぞれ書き出した言葉を回収する
- 4、回収した言葉をメンバー全員に共有する
ひと言ゲームは、「会議への考え方や意見を聞くことができる」という効果があります。
また、集めた「ひと言」の中に、ネガティブな言葉がある場合はチームのあり方やプロセスを見直す必要があるでしょう。
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、渡されたお題を身振り手振りで表現し、メンバーに伝えるゲームです。
- 1、4人から5人のチームを複数作る
- 2、メンバーの1人は、お題のアイテムを受け取ったり目視で確認したりする
- 3、アイテムの特徴やサイズ感などをメンバーに伝える
- 4、次に、他のチームにもジェスチャーでアイテムについて伝える
- 5、全てのチームに伝達が終わったら、答え合わせをする
シンプルながら出題者側は「他人に伝える力」を、回答者側は「何を伝えようとしているのかを考える力」をそれぞれ鍛えらます。
チームの問題解決スキル向上におすすめのゲーム5選
チームの問題解決スキルを向上させたい場合には、以下のようなゲームがあります。
- NASAゲーム
- ウミガメのスープ
- ナプキンの裏
- 地図づくりゲーム
- リアル脱出ゲーム
5つのゲーム内容と期待できる効果を解説します
NASAゲーム
NASAゲームは、月面で生存するために200km離れた母船への帰還を目指すゲームです。
ゲーム開始時に帰還に必要な10個のアイテムをメンバーに共有し、それぞれの主観で1~10番までの優先順位をつけます。
- 1、個人でアイテムの優先順位を考える
- 2、グループで話し合い、優先順位を決める
- 3、各グループで考えた重要度順とその理由を発表する
- 4、NASAの模範解答を配布する
- 5、模範解答とグループの解答を比較し、差の合計を出す
- 6、差の合計が小さいグループと個人が優勝
自分の意見をグループで共有し、意見をもとに1つにまとめる力が鍛えられます。
ウミガメのスープ
ウミガメのスープは、出題者が「YES」「NO」のみでしか答えられない中、問題の答えを当てるゲームです。場合によっては「関係なし」や「良い質問!」などの回答を足しても良いです。
- 1、3人から4人のチームを複数作る
- 2、出題者を1人決め、メンバーは、出題者に質問をする
- 3、出題者は回答に基づいて「YES」「NO」のみで答える
- 4、出題者と答え合わせをする
チームメンバーとのコミュニケーションはもちろんですが、情報の整理も重要となるゲームです。固定概念に縛られない発想力や、限られたヒントから答えを考える力が鍛えられます。
時間があれば、良かった質問や流れを変えた質問などをメンバーで振り返る時間を取ると、より距離感が縮まります。
ナプキンの裏
ナプキンの裏は、自由回答形式の質問を出してグループとしてソリューションを出すゲームです。
- 1、2人から4人のチームを複数作る
- 2、各グループに紙ナプキン1枚とペン1本を配る
- 3、解答が自由な質問を掲示する
※ここで掲示する質問は「正解」がない質問をする
- 4、グループで話し合いを行い、話し合いの結果を紙ナプキンに書き出す
- 5、話し合いの結果をグループごとに発表する
質問に対して出されたさまざまな解答を聞くことで、発見や共感などを得られる効果があります。また、課題や問題に対して意見を出し合って解決する力も鍛えられます。
地図づくりゲーム
地図づくりゲームは、目的地までの情報が書かれたカードをもとに、地図を形にするゲームです。
- 1、2人から3人のチームを複数作る
- 2、各メンバーに、目的地に行くための情報が記載されたカードを3枚ずつ配る
- 3、配られたカードのヒントをもとに口頭でメンバーに共有する
- 4、共有されたヒントをもとに、チームで協力して目的地までの地図を完成させる
- 5、チームで完成した地図と正解の地図を比較し、答え合わせをする
- 6、より正しい地図に近いチームが優勝
地図づくりゲームでは、少ない情報を整理、分析して正解を導き出す力が鍛えられます。
リアル脱出ゲーム
リアル脱出ゲームはチームで謎解きをし、力を合わせて脱出するゲームです。
- 1、4人から6人のチームを複数作る
- 2、各チームは割り当てられたエリアに移動し、脱出するための鍵を入手して脱出する
- 3、タイムリミットまでに脱出するか、制限時間が経過すると終了
- 4、各グループの脱出時間を発表し、最も脱出時間が早かったチームが優勝
仲間と協力しながら謎やパズルを解いていくので、コミュニケーション能力が重要です。
また、タイムリミットが迫る中冷静に考える力が重要であるため、通常業務でも焦らず丁寧に業務を行う力が鍛えられます。
チームの関係構築・コミュニケーションの活性化におすすめのゲーム5選
以下は、チームの関係構築やコミュニケーションの活性化におすすめのゲームです。
- マシュマロ・チャレンジ
- 人狼ゲーム
- クイックスワップ
- 共通項ゲーム
- ロゲイニングカード
それぞれのゲーム内容と期待できる効果を解説します。
マシュマロ・チャレンジ
マシュマロ・チャレンジは、マシュマロを乗せても倒れない高いタワーを作るゲームです。
- 1、4人から5人のチームを複数作る
- 2、各チームに、スパゲティ20本・テープ1m・紐1m・マシュマロ1個を配布する
- 3、配られた材料を使ってできるだけ高さのある塔を作る
- 4、制限時間が経過した時点で終了
- 5、各チームの塔にマシュマロを乗せて耐久性と塔の高さを計測する
- 6、最も高さのある塔を作ったチームが優勝
「どれだけ高い塔を作れるのか」をチームのメンバーと話し合いながら行うため、コミュニケーション力を高められます。また、チームの関係構築や強化につながります。
人狼ゲーム
人狼ゲームは、市民側と人狼側に分かれて自陣の勝利を目指すゲームです。7~15名ほどの人数が適しています。
- 1、進行係が「人狼役」と「村人」に割り振る
- 2、昼の部で「人狼が誰なのか」を参加者全員で考え1人を処刑する
- 3、夜の部で人狼役のみで話し合い村人だと思う人を1人処刑する
- 4、人狼または村人のどちらかが全滅するまで昼と夜を繰り返す
- 5、どちらかが全滅すれば、残った役側の勝ち
会話をしながら、誰が人狼・村人なのかを話しあうので、積極的なコミュニケーションが取れるゲームです。また、「聞く」「伝える」どちらの力も養える効果が期待できます。
クイックスワップ
クイックスワップは大人数で参加できるゲームです。
- 1、2つのチームに分ける(参加人数は合計10名以上がおすすめ)
- 2、1チーム目は、相手チームの目の前の相手について詳細を観察する
- 3、1チーム目に後ろを向いてもらい、相手チームは、できるだけ外見を変更する
- 4、両チーム再び向かい合い相手チームの変化をできるだけ多く見つける
- 5、相手チームの変化を見つけた数が多いチームの勝ち
限られた時間の中で、相手を観察する力が養われる効果があります。新入社員や新チームなど、付き合いが浅いグループにおすすめです。
共通項ゲーム
共通項ゲームは、メンバーに共通するものを見つけるゲームです。
- 1、3人から5人のグループを複数作る
- 2、制限時間内に、趣味や好き嫌いなどの共通するものを多く見つける
- 3、より多くの共通点を見つけたグループの勝ち
- 4、ゲーム終了後、それぞれのグループが発見した共通点を共有して感想を述べる
共通項ゲームでは、楽しみながらメンバーのことを深く知ることができます。共通の話題ができるので、ゲーム後もコミュニケーションを積極的に取るようになるでしょう。
ロゲイニングカード
ログイニングカードは、お題カードに書かれた写真を撮影するゲームです。山に設置されたポイントを巡る、ロゲイニングという野外スポーツから名付けられました。
- 1、2人から5人のチームを作る
- 2、ゲームスタート時に、各チームへ45枚のお題カードを配布する
- 3、外出し、お題カードに書かれたものを探す
- 4、お題のものを発見したら写真を撮る
- 5、制限時間終了後、お題のものがいくつ撮影できたか集計する
- 6、写真一枚につき10ポイントとし、最もポイントが高いチームが勝ち
シンプルなルールながらも楽しく、チームの協力や戦略性が求められます。
また体を軽く動かすので、リフレッシュしながら行えるのも魅力です。
リモートワークでのチームビルディングにおすすめのゲーム5選
リモートワークにおすすめのチームビルディングゲームもあります。
- アートジャム
- トリビアゲーム
- 謎解きゲーム
- オンラインゲーム
- スカイベンジャーハント
上記のゲームの内容と期待できる効果を解説します。
アートジャム
アートジャムはオンラインお絵描きツールで、チームが協力してアート作品を作るゲームです。
- 1、3人から10人のチームに別れる
- 2、お題を受け取る
※「夢の家」や「理想のオフィス」など
- 3、チームメンバー全員でお題に沿った絵を、オンラインお絵描きツールに描く
- 4、制限時間が経過したら、各チームが作成した作品を発表する
- 5、どのチームが良かったか投票を行い、結果を発表する
チームで協力し、創造力を発揮しながら同じお題の絵を完成させるので、オンライン上でもコミュニケーションを取りながらゲームを行えます。
トリビアゲーム
トリビアゲームは、オンラインでトリビアクイズに回答するゲームです。
- 1、3人から10人のチームに分かれる
- 2、司会者を決める
- 3、テーマに基づいて質問を用意する
※質問は「会社の歴史」「〇〇についての雑学」など各回で異なる質問にすると、複数回楽しめる
- 4、司会者が質問を読み上げ、各チームが解答をする
- 5、正解した問題数の多いチームが勝ち
ゲーム終了後に振り返りの時間を設け、参加者が楽しかった瞬間や新しい知識を共有しましょう。オンライントリビアゲームを通じてチームメンバーが結束し、競いながら楽しい雰囲気を共有できる効果があります。
謎解きゲーム
謎解きゲームは、仮想空間内のパズルや謎を協力して解くゲームです。
- 1、4人から6人の少人数のチームに分かれる
- 2、進行係は、各チームに謎解きの手がかりや情報を共有する
- 3、チームで謎を解く
- 4、謎が解けたら進行係に解答を伝える
謎解きゲームはクリア率が高いため、参加者が達成感を味わいやすいです。
業務とは異なる環境での成功体験や、チームとの一体感を味わえます。
また、ゲーム終了後に謎解きゲームを通じて得られた経験や協力の楽しさについて、話し合ってみましょう。
オンラインゲーム
全員が参加できるビデオゲームやインタラクティブゲームを用意し、チームメンバーと画面共有して楽しむ方法です。
- 1、オンラインで行えるゲームを選定する
※業務と無関係なゲームでも可
- 2、進行係は、ゲームの操作方法やルールなどを説明する
- 3、チームメンバーとゲームを楽しむ
一見、ゲームを楽しんでいるだけに感じられますが、オフィスとは異なるカジュアルな雰囲気でチームメンバー同士が連携し、コミュニケーションを取りながらゲームを行えます。
スカベンジャー ハント
スカベンジャーハントは、チームがお互いにリスト上にあるアイテムを探してスピードを競うゲームです。
- 1、少人数のチームを作る
- 2、進行係が探すアイテムリスト掲示する
- 3、各チーム割り当てられたスタート地点から出発し、制限時間内にリスト上のアイテムを探す
- 4、制限時間内にリスト上のアイテムをより多く見つけたチームの勝ち
お題は家にある「A」で始まるものなど、全員が参加しやすいものがおすすめです。ゲームの中でチームメンバーの新たな一面を知れたり発想力を磨いたりすることができます。
チームビルディングゲームを実施するときの注意点
チームビルディングゲームを実施する際は、下記のような注意点があります。
- 全員が参加できる環境づくりが重要
- 座学研修もアクティブなクラスにする工夫が必要
- ファシリテーターの力量に左右される
それぞれの注意点について詳しく解説します。
全員が参加できる環境づくりが重要
チームビルディングゲームを実施する際は、全員が参加できる環境づくりが鍵を握ります。
身体能力や知識量に依存するゲームは、一部のメンバーが除外されるリスクがあります。チームビルディングゲームは勝敗やタスク達成が目的ではないため、全員が積極的に参加できるゲームを選ぶことが大切です。
多様性を受け入れ、様々なバックグラウンドやスキルを持つメンバーの独自の視点や意見を尊重することで、チーム全体が協力しやすくなります。
座学研修もアクティブなクラスにする工夫が必要
ゲームだけではなく、座学研修もアクティブなクラスにする工夫が必要です。チームビルディングゲームは楽しく熱中しやすいため、座学への意欲低下の懸念があります。
しかし、知識のインプットやスキル向上には座学は欠かせません。解決策としては、座学でも参加者がアクティブに取り組めるような工夫を導入しましょう。意見交換やグループワーク、事例検討などを通じて参加者が積極的に学び、クラスをより活気づける配慮が重要です。
ファシリテーターの力量に左右される
チームビルディングゲームを実施する際は、ファシリテーターの力量が重要です。ゲーム中は参加者が夢中になり過ぎたり、勝利にこだわってしまい統率が難しかったりする場面が発生しがちです。
また、ゲームに参加できていないメンバーを作らないよう、サポートもかかせません。社内に場をまとめるスキルを持つ人物がいない場合、有料プランの利用を検討し、プロのファシリテーターのサポートを得ることが良い対策となります。
まとめ
本記事では目的別のチームビルディングゲームについて紹介しました。チームビルディングゲームは、プロセスを通じて楽しくコミュニケーションやチームで協力する力を養える効果があります。
しかし、チームビルディングゲームを実施する際は、環境づくりやファシリテーターの力量が重要です。社内にファシリテータースキルのある人物が不足する場合は、プロに依頼しサポートを受けるのも方法の1つです。
ワークハピネスでは、アクティビティを通じて達成したい目標や目的に合わせたチームビルディングを提案しています。チームビルディング研修を検討している方や、過去の研修に課題を感じていてサポートを受けたいと考えている方は、ぜひワークハピネスのチームビルディングプログラムをご利用ください。詳しくは、プログラム一覧資料をダウンロードしてご覧いただけます。
プログラム一覧資料
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大学卒業後、外資系医療機器メーカーで営業に従事。
6年間で8人の上司のマネジメントを経験し、「マネジャー次第で組織は変わる」と確信し、キャリアチェンジを決意する。
2009年にワークハピネスに参画し、チェンジ・エージェントとなる。
医療メーカーや住宅メーカーをはじめ、主に大企業の案件を得意とする。また、新人から管理職まで幅広い研修に対応。
営業、営業企画、新人コンサルタント教育を担当後、マーケティング責任者となる。
一度ワークハピネスを退職したが、2021年から復帰し、当社初の出戻り社員となる。現在は、執行役員 マーケティング本部長。