ドイツに本社を置く自動車関連部品のグローバルサプライヤーであるZFの日本法人、ゼット・エフ・ジャパン株式会社様でThe Big Pictureを導入いただきました。
- 課題
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- 日本国内での社員同士、部門間での連携が弱かった
- 新型コロナのパンデミックにより、社内のつながりの希薄さに拍車がかかっていた
- 実施策
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- 全社員が一堂に会する「All Hands Meeting」の開催
- イベント内で、チームビルディングアクティビティ「The Big Picture」の実施
- 効果
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- 話したことのない人と話す機会となり、社内に知り合いが増えた
- 一つひとつの仕事が全体につながるという体感ができた
The Big Picture
部門やファンクションの壁を越えてコミュニケーションを図りたかった
The Big Pictureを導入されたのはどのような機会だったのですか?
以前より日本国内での社員同士、部門間でのつながりが弱く一体感に欠ける国内組織であったのに加え、新型コロナのパンデミックにより社内でのつながりの希薄さに拍車がかかっていると感じていました。一方で、従業員からは国内での社員同士のつながりを求める声が増えてきているタイミングでもありました。
企業としては従業員の不満を解消すべくイベント企画をしましたが、大人数で一か所に集まることが許されない感染状況が続いたためオンライン開催を余儀なくされました。
しかし、2022年後半よりコロナ規制が徐々に緩和されてきたことを受け、全従業員が一堂に会するAll Hands Meeting(2023年2月実施)の開催を決定しました。
在宅勤務制度はコロナ感染拡大も理由に有意義に活用されているものの、社員同士のコミュニケーションが少なくなっていることが顕著に感じられました。そして、オフィスへの出社も限られていたため、日常的に業務を共にする社員以外とはコミュニケーションする機会も少ない状況が続いていました。また、この期間に入社した社員は在宅勤務が多いことから、チームメンバーとも直接顔を合わせる機会も少なく、他部門の従業員と会話することも限られていました。
そのような状況の中、All Hands Meetingという全員が一か所に集まる機会を設けるにあたり、部門やファンクションの壁を越えてコミュニケーションを図る企画を実施したいと考えました。
なぜThe Big Pictureを選ばれたのですか?
実のところ私は、以前このThe Big Pictureを実施したことがあり、その価値を自ら体験済みなんです。
- 「絵を書く」という童心に戻ることができるアクティビティであること
- 他チームとコミュニケーションを取らなければ自チームの絵が完成させられないこと
- 一枚一枚は小さな作業だけれど、その積み重ねにより大きな作品となること
- 最後に完成した作品がお披露目されたときの感動は言葉にできないものであること
企画担当者としては、これらを従業員全員に感じてほしいと思っていました。
やってみてどうでしたか?
開催後、参加した従業員へのアンケートを社内で実施したところ、概ね良好な回答が得られています。「絵を描くことが苦手だが、十分に楽しめた」、「Team Activityはまたやってほしい」など前向きな意見が多かったです。少し時間が長かったとの声もありましたが、当日に絵を組み合わせることから難しいことも理解しています。
企画者としては、絵を描いている時のそれぞれが真剣でいる姿やそれぞれの得手不得手をチームでカバーしている様子など、課題を解決しながら前に進んでいく姿に頼もしさを感じました。
また、制作作業を終えたチームが汚してしまったテーブルの掃除を始めたことに、従業員の意識の高さを感じ、感動を覚えました。
もし他の方にThe Big Pictureの魅力を伝えるとしたら、何を伝えますか?
組織で動いていると大きな目標を見失いがちになります。さらに、クレームなど後ろ向きな業務が多いと前に向かって進んでいるかどうかさえも見失ってしまうこともあると思います。
The Big Pictureでは小さな絵を小さなチームで作成し、最後にはそれらをつなぎ合わせて大きな絵画が出来上がります。
完成度にこだわり、納得のいかなかった詳細部分は、むしろ、絵全体のなかでは良いテイストを醸し出し個性となっていました。一人一人が行っている業務は会社という大きな組織を動かしている原動力になっていることを実感できるアクティビティだと思います。そして、とにかく楽しいです。
今まで参加した中で、一番楽しかった!
The Big Pictureに参加された感想をお願いします。
今まで参加した中で、一番楽しく、より多くの人とコミュニケーション取れました。ありがとうございました。
皆で一つの絵を完成させるアクティビティは、あんなに立派なものができるとは思ってなかったので、良い意味でのサプライズでした!!
チームビルディングは非常に有意義だったと思います。とても楽しかったですし、一つの仕事を全体につなげるということがどういうことなのか、体験することができたと思います。
Teambuilding activity was nice to interact with people.
知らない人と集まって作業するのが性格的に苦手な上に、苦手な絵だったのですが、思いのほか楽しかったです。知り合いもできました。準備に関わられたみなさんに感謝申し上げます。
今回のチームビルディングはアイデアが秀逸で素敵でした。
チームビルディングは初めて他の部署の同僚とコミュニケーションが出来て、すごく楽しかった。今後も参加したいと思います。
【アンケート集計】チームで一体感を感じられた
Q:体験を通してメンバーとの一体感を感じられましたか?
The Big Pictureについて
The Big Pictureは、完成した絵を見て自分たちが目指す「全体像」を大きなインパクトともに一瞬で心に刻み込むことのできるチームビルディングアクティビティです。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
その他のチームビルディングアクティビティはこちら
The Big Picture以外の対面、大規模、英語実施可能なチームビルディングアクティビティについてはこちらのページでまとめています。
プログラム一覧資料
チームビルディングのすべてのプログラムの情報をまとめました。
<資料の内容>
- ワークハピネスのチームビルディングの特徴
- チームビルディングの活用シーンの紹介
- 各プログラムの詳細(全12プログラム)
以下よりダウンロードいただけます。