鍼灸院を営む株式会社cocochi様で行ったコミュニケーション研修の導入事例です。チームビルディングアクティビティ「Need 4 Speed」を用いて研修を実施しています。今回の研修の企画者であるcocochi代表の稲葉様にインタビューさせていただきました。
- 課題
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- 中堅社員と幹部社員のコミュニケーションに齟齬が生じている
- 共通の目的に向かってやっているのに、共通認識ができていない
- 実施策
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- チームビルディングアクティビティ「Need 4 Speed」を取り入れたコミュニケーションの実施
- 研修後、チームごとに振り返りを実施し、ゲームでの気付きを学びと具体的行動に昇華
- 効果
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- 個人の特性に合わせて、コミュニケーションの取り方を変える行動が取られている
- チームでの協力意識が行動として現れている
- 共通体験によって認識が共有され、ストレスが減っている
体験による気付きによってコミュニケーションが円滑化
インタビューご協力
【企画者】
稲葉 剛 様 株式会社cocochi 代表
階層をまたぐコミュニケーションに齟齬が生じていた
Q:研修を企画した背景を教えてください
現在12名くらいの小規模な鍼灸院を運営しているのですが、店長クラスの幹部社員と中堅社員と意思の疎通が取れていないと最近感じることがありました。中堅社員も視座が上がることで周りが見えてきたことによって不満が溜まってきたんだと思います。コミュニケーション課題を解決する必要があると感じていました。
最近新入社員が入ってきたため、新人研修をやる機会に全員を集めてコミュニケーション研修をすることにしました。
患者さんが満足して帰ってもらうという共通目的のためにやっているのに、なんとなくスピード感のズレだったり、共通認識が持てていないと感じていました。
表面的なコミュニケーションから一段掘り下げたかった
Q:研修はどんな狙いで企画されたのですか
個人の価値観はそれぞれ違うから、「みんな違ってみんないい」という状態になっていたんですけど、全体的にコミュニケーションが表面的になっていたため、一段掘り下げたコミュニケーションを取れるようになってほしいと思っていました。
また、みんなで認識を合わせるための共通体験がなかったため、その体験をする機会を作りたかったんです。
楽しかった・・で終わるかと思ったら、ちゃんと日々の業務に活かされている
Q:研修企画者としての感想はいかがでしたか
ゲーム性の高い研修なので、テーマパークに行ったような感じで盛り上がって面白かったね!だけで終わるかと思ったら、意外と仕事の中で活かされていました。
例えば、「あの人のコミュニケーション特性はゆっくりだから伝え方をこうしよう」といったように、日々の業務にも反映する行動が見受けられるので、やってよかったと思っています。研修の効果を感じています。
研修では、チームでタイムを短縮しなければいけないんだということにもフォーカスできました。その結果、チームビルディング研修とは言っていないのに、研修後に“チーム”を意識する雰囲気が出てきたのはすごく嬉しい変化でしたね。
丁寧なアフターフォローのおかげで気付きや学びがしっかり行動として定着した
Q:研修をやってよかったと感じたことはありますか
研修当日の楽しさもあったのですが、ワークハピネスの担当の方に、研修後にオンラインで各チームごとに振り返りをしていただきました。このアフターフォローはお願いして本当に良かったなと思っています。
その後の変化だったり、色々見ていると、僕が思っているよりも伝わるものが多いし、気付きや学びも多かった時間になったんだなと感じました。
研修で共通体験をしたことで、みんながその共通体験をベースに会話をするようになっています。教えられるより、一緒に体験して、そこからの学びと気付きがあったほうがその後に生かされるんだなと思いました。やっぱり体験するって大切なんですね。
普段の仕事の仕方がゲームであぶり出されてしまう
Q:研修中の印象的なシーンはありますか
普段からちょっとしたミスが出やすい雰囲気だったチームがあったのですが、研修中にゲームをやった際に、それがそのまま出てしまい、ミスをいくつも出してしまったんです。
ゲーム形式だと、本当に普段の仕事がそのまま出るんだなーと。そこが印象的でした。
また、ゲームの最後、全体でタイムを縮めるチャレンジをするときには、遅れているチームを助けに行くなど、全体で助け合う姿勢も見れてよかったです。
下から上の階層に気軽に聞ける雰囲気になったのは大きな変化
Q:研修実施後に感じたコミュニケーションの変化はありますか
幹部側が相手に合わせた指示のスピードを考えるようにもなったのですが、それだけでなく、新入社員や中堅層など社歴の浅い社員から幹部層に対して、「これってこういうことですか?」と聞きやすい雰囲気になったのが一番大きい変化ですね。
逆に、見切り発車で“言われたからやってみよう”と、確認せずにやると失敗することを理解出来た場だったんでしょうね。そういう意味では、双方のコミュニケーションの質が上がってストレスが貯まることが減ったような気がします。
そして、一番良いのは、ちゃんと共通の目的があってそれに向かってやりましょう!と一つになったことですね。
一人ひとりの思い出・記憶に残る体験
Q:ワークハピネスはcocochiさんに対して、どのように貢献できていますか
世界中でやっているプログラムなので、効果的なコンテンツだと思いますが、そこに楽しさと、アフターフォローの丁寧さがあって、一人ひとりを見てくれている感じがあるんです。
うちのスタッフも最初は、座学の研修で難しいことを教えられるんじゃないかと構えていたのですが、今ではワークハピネスと聞くと「あ、なんか楽しいワークが待っているんですね」「今度の体験からどんな気付きや学びが得られるんだろう」という反応なんです。このように、研修後の振り返りによって個人個人にしっかり伝わっているのが良い効果ですよね。
また、ワークハピネスの研修って全員何かしら楽しめる要素があるのと、全員気付きや学びがあって誰も置いてきぼりにしないですよね。そこが一番好きですね。
思い出に残る、記憶に残るのが良いですよね。ワークハピネスの研修ってその人の人生でも思い出に残るワンシーンというか、そういう体験が味わえますよね。
今回の研修で実施したNeed 4 Speedについて
Need 4 Speedは、バラバラのパーツを組み立てて、仕様通りに車を完成させる時間を争うチームビルディングアクティビティです。目隠しして行う場面もあるため、コミュニケーションの難しさを体感できるのが特徴です。
プログラムの詳細は下のバナー画像からご覧いただけます。
その他のチームビルディングアクティビティはこちら
Need 4 Speed以外の対面、大規模、英語実施可能なチームビルディングアクティビティについてはこちらのページでまとめています。
プログラム一覧資料
チームビルディングのすべてのプログラムの情報をまとめました。
<資料の内容>
- ワークハピネスのチームビルディングの特徴
- チームビルディングの活用シーンの紹介
- 各プログラムの詳細(全12プログラム)
以下よりダウンロードいただけます。