動物用医薬品、ワクチン及び診断検査を対象とした研究、開発、製造 及び販売などを手がけるゾエティス・ジャパン様で実施したチームビルディングアクティビティ「The Big Picture」の導入事例です。今回はリモート参加の方もいたため、イベント会場とリモート参加者をテレビ電話で繋ぎながら実施いたしました。
- 課題
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- コミュニティの意味とCEOからのメッセージを社員へ伝えたい
- 各拠点に散らばるメンバーと対面でのコミュニケーション促進させたい
- 実施策
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- チームビルディングアクティビティ「The Big Picture」
- 効果
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- 女性社員が活躍するビジョンを浸透させることができた
- コミュニケーションが促進され繋がりの重要性を再認識することができた
The Big Picture
インタビューご協力
【企画者】
ゾエティス・ジャパン株式会社
人事統括部長 宮森 一樹 様
デマンドプランナー 望月 晃世 様
ブランドマネージャー 中澤 啓子 様
女性社員同士の交流を深められ、みんなで何かを作り上げるアクティビティを探していた
The Big Pictureを導入されたのはどのような機会だったのですか?
今回のイベントは、DE&I活動の1つに女性参画をテーマにした活動のキックオフイベントでした。元々、女性社員の活躍推進をテーマにしたコミュニティを作りたいという動きがあり、ゾエティス米国本社の活動を参考に日本でも女性活躍推進のプロジェクトが発足されました。
このプロジェクトは、女性社員全員の関心と参加が欠かせないと考えていました。全員が参加して成果物が出来上がる、そしてその成果物に我々のメッセージが込めることができて、将来にわたってその時の思いが伝わっていく、そんな企画を、このキックオフイベントにできればと思っていましたが、ワークハピネスさんのThe Big Pictureはまさしく、この我々の願いに沿うものでした。
全女性社員が集うことはなかなか難しいため、チームビルディングを通して、女性社員同士の交流を深められ、みんなで協力して何か作り上げられるものができたらいいなと思い、アクティビティを探していました。
実は、チームビルディングを実施した日は、その女性コミュニティのキックオフ日でもありました。コロナ禍に入社した社員やリモートワークで働く社員もおり、社員同士の繋がりが弱くなっていると感じていました。今回のキックオフイベントは、みんなが集まれる機会だからこそ、楽しみつつリーダーシップが向上されるプログラムを考えていました。
なぜThe Big Pictureを選ばれたのですか?
会社のビジョンを反映させた私たちだけの「オリジナルな絵」をデザインしてもらえるというところがとても魅力的でした。
初めてワークハピネスさんにThe Big Pictureのご説明を頂いた時、その魅力に惚れ込み全員一致で決まりました。
選んだ一番の理由は、「みんなが参加できること」と「女性社員でもキャリアを諦めず生き生きと働けることをシンボルとして会社のどこかに飾れる」というところが一番の魅力でした。
今回は絵を描くアクティビティを選びましたが、謎解きアクティビティ(Beat the Box)にも興味はありました。ただ、重視したことの1つに、お子さんがいる方はテレワークで働いていたので、ビデオ電話で参加される方も楽しめるアクティビティを外せない条件として考えていました。
補足説明:今回リモートで参加された方には、事前に下絵のパネルとクレヨンが送られ、ビデオ電話で会場にいる参加者とコミュニケーションを取りながらアクティビティに参加されました。
離れていても相手を気にかけたコミュニケーションによって1つになれた
実際にやってみてどうでしたか?
率直にすごく楽しかったです。企画する側としては始まるまでどんな反応をされるか不安な部分もあったのですが、進め方の説明からもうみんなやる気満々でしたね。
始終、賑やかなまま完成まで行ったように感じます。私自身も参加して良かったと思いました。やってみて思ったのは、参加者同士コミュニケーションをとりながら自然発生的に役割分担が決まって、これはリーダーシップを発揮できる場を疑似体験しているなとも思いました。
当日私はリモートで参加したのですが、ワークハピネスさんにとってもハイブリット形式でやるのは初めての試みと伺っていたので、うまく進められるか心配もしていましたが、リモート参加者と会場での参加者とのコミュニケーションもスムーズに取れていたようで、ハイブリット形式にして良かったと思いました。
絵が完璧ではないことに価値があった
The Big Pictureをやってみて特に印象に残ったことはありますか?
パッと幕が下りた瞬間は、皆さんの反応が「あー!」と、すごく感動している雰囲気がありました。絵が完成して、成し遂げた感もありましたし、自分の関わりを反省している人もいたかもしれないですし、参加した皆さんの思いや振り返りがこの瞬間にあふれ出ていたように感じました。ですので、その意味で感慨深く見ていましたし、私自身も成果物の写真を何度も撮ってしまいました。
完成された絵を触ったりして、特に「隣接した絵がこうなったんだ」と思いながら見てました。
宮森さんが「色合いが、違うのがあるから面白いよね。隣の色より薄いところとかね。でもそれが価値だよね」とおっしゃったのが、私の中では良い気づきでした。
最初の説明を受けた時は時間内に完成できるのかという不安を参加者が持っていることがわかりましたが、みんなで協力してこんなにも素晴らしい絵が完成でき企画者としてもやって良かったと思いました。
補足説明:リモート参加の方が作成された絵(パネル)は、後日、自宅から会社に送付され全体絵の空いている場所に嵌め込んで完成しました。
面白いアイデアと細かなサポートで素晴らしい時間になりました
ワークハピネスにはどのような印象を抱きましたか?
絵のデザインの校正は全部で3回やりました。こちらからの修正を毎回きちんと聞いてくださり、こちらの要望に細かく答えてくださって素敵なデザインができました。
キックオフが素晴らしいものになり、ワークハピネスさんのおかげだと思っています。
もうずっと楽しく最初から最後まで一緒にお仕事させていただきました。担当の奈良さんにも分からないところは細かくフォローをしていただいて、ビデオ電話からの参加者も楽しめるようにイレギュラーなところも工夫をして対応していただきました。
The Big Picture で制作された絵は、後日、完成絵に枠が取り付けられゾエティス・ジャパン様の職場に飾られています。今回の目的でもある、女性活躍のビジョンを形に残すことで、楽しく絵を描いた時間とビジョンが、絵を目にするたびに頭に浮かんで、コミュニケーションのきっかけになるでしょう。
The Big Pictureについて
The Big Pictureは、完成した絵を見て自分たちが目指す「全体像」を大きなインパクトとともに一瞬で心に刻み込むことのできるチームビルディングアクティビティです。
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
その他のチームビルディングアクティビティはこちら
The Big Picture以外の対面、大規模、英語実施可能なチームビルディングアクティビティについてはこちらのページでまとめています。
プログラム一覧資料
チームビルディングのすべてのプログラムの情報をまとめました。
<資料の内容>
- ワークハピネスのチームビルディングの特徴
- チームビルディングの活用シーンの紹介
- 各プログラムの詳細(全12プログラム)
以下よりダウンロードいただけます。