メインプレイヤーとしてのリーダーシップ発揮
中堅社員は若手社員とは異なり、個人のタスクをこなすのみでなくチーム全体を意識した行動が求められます。また新たにチームにジョインする新入社員・若手社員の近い立場としてOJTなどを通じて指導していく立場にもなっていくため、今までの「教えられる立場」から「教える立場」への意識の変容は組織全体の成果の向上のために必要不可欠です。
また、チーム内では、業務のメインプレイヤーとして一番頼りになるポジションとしての期待もあります。
さらには、チーム視点で管理職を補佐することも期待されるようになり、プレイヤーからの脱却も求められるようになります。
そのため、中堅社員は、業務は一人前にできることは当然のこととして、後輩の育成や上司のサポート等、自分の業務以外の領域が徐々に増えていきます。このように年々期待値が高まり、視座や意識、行動などの変容が求められる中堅社員にはそのステージに適した研修機会を提供する必要があります。
ワークハピネスが考える理想の中堅社員のあり方
全体最適を意識したチーム活動のリード
中堅社員になると、自身のタスクをこなすのみではなくチーム全体視点をもった全体最適の行動が求められます。中堅社員になると、業務上の課題が見えてきます。ここで改善に向けた提案をするなど自ら働きかけ周囲を巻き込んでいくことができると、チーム全体のパフォーマンスが上がるだけでなく、自ら成長機会を作り出すことになります。
リーダーシップとフォロワーシップによる成果の最大化
中堅社員になると、大きな仕事も任せられる一方で先輩や上司のサポートも求められる立場になります。ある時ではプロジェクトを推進するリーダーシップを発揮し、ある時ではメンバーとしてのフォロワーシップを発揮できることによってチームとしての成果を最大化できる重要な存在になることが期待されます。
後輩育成の意識
若手社員の頃は基本的には「教えられる立場」でしたが、中堅社員になると新しくチームにジョインした後輩メンバーに対してOJT(オンザジョブトレーニング)を通じて指導をしていかなければならない立場となります。この後輩の指導・育成というプロセスは、管理職へのステップアップに向けた重要な準備プロセスの一つです。
ワークハピネスの中堅社員の特徴
体験から気づくため自分ごとになりやすい
中堅社員のように視野を拡大していくためには、「あるべき」をレクチャーする講義形式の座学研修ではなく、体験から自ら気づくプロセスが有効です。体験によって自らを客観視できるため納得感が高いだけでなく、「このままではだめなんだ」と学びへの意欲が湧くため、その後の受講姿勢に変化が生まれます。
ワークハピネスの中堅社員研修では、ゲーミフィケーションやロールプレイングを活用した体験のデザインにより普段とは異なる立場の気づきを引きだし、学びを自分ごと化します。
課題に応じた柔軟設計
中堅社員の課題や期待は、企業のおかれた環境や成長ステージによって様々なため、育成テーマも柔軟に設計することが必要です。中堅社員と直属上司へのインタビューを通して育成課題を特定して必要なカリキュラムをデザインすることも可能です。パッケージにはない柔軟な設計の提案が可能です。